優しい人ではなく敏感な人

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』の感想を書いた。

[映画] 『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
https://dokusho.nary.cc/2023/05/04/film-review-nuigurumito-shaberuhitowa-yasashii/

[映画]『ぬいぐるみとしゃべるひとはやさしい』
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-12-26_film-review-nuigurumito-shaberuhitowa-yasashii/

[映画]『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』を観て、その後考えたこと
https://dokusho.nary.cc/2023/08/05/film-review-nuigurumito-shaberuhitowa-yasashii-2/

そのとき書いたように、登場人物たちは<優しい>のではなく<敏感な人たち>だった。

でも世の中には、<敏感な人>のことを<優しい>と言う人が多いからややこしくなる。

サラリーマン時代に僕が部署内でいじめられていることを、職場のトップに(婉曲的に)言うと、「君は優しいんだね」と言われた。でも今振り返ると、僕は単に敏感な人なんだと思う。

最近内科の先生に、ここ何年かストレスが体調不良として出ると伝えたら、敏感な人にはそういう症状が出るというから確かなんだろう。

敏感だと生きづらいことが多いが、少なくとも自分の性格を理解していることは少しでも楽になる道を見つけやすくなると信じている。

僕が敏感なのは母の影響も大きいと思う。母は例えば地震が起きると、震えて体が動けなくなるタイプだった。

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