[映画] 『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』
行くかどうか迷って、行かないつもりだった。でも、僕以外の家族が実家に泊まることになり、せっかくだから行ってきた。
映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』公式サイト|細田佳央太 駒井蓮 出演
https://nuishabe-movie.com/
観てよかった。
立命館大学! 僕は同じ京都の同志社大学に行っていたので、ストーリーに臨場感が湧きまくりだった。
ういういしいなあ。こんな学生生活をしたかった。あんなサークルがあれば入りたかったなあ。現実の僕はサークルなんて入っていなかったんだよ。
あんなかわいい彼女がほしい。羨ましいと思っていたけど、実際は結構キツい子だった。基本的に「見る目がない」僕はそういう「思ってたのと違った」ということは多い。
公式サイトの写真で、そのウェーブの髪型の子だけがこちらを見ている理由が映画を観ると分かる。
結構重い話だった。
みんな不自然なほど不器用というか、コミュニケーションが苦手すぎる。でも意外とわざとらしくない。みんな若いのに演技が結構うまい。それぞれの会話が結構リアルだったし。
人間関係が苦手で世の中に違和感を感じる人たちだ。僕もその部類なのですごくよく分かる。「ぬいぐるみセラピー」というのもあるんだし、ぬいぐるみはそういう人にはいいのかもしれない。
僕も子どもの頃からぬいぐるみが好きだった。今でもぬいぐるみが好きだ(一番のお気に入りはもちろんコロ助だ)。もっとぬいぐるみと話そうかな。
Apple 製品を映画で見ることが増えた。でも Apple Pencil を映画で見たのは今回が初めてだと思う。
ぐっと引き込まれるストーリー。日本映画が好きじゃない僕としては珍しい。原作も読もうかな。
*
センチュリーシネマは 2014 年に行って以来だから9年ぶりだ。でも、やっぱり居心地が悪くて好きじゃない。カウンター男性スタッフの無愛想な感じも嫌だった。
入口に「発券しなくていい」とも読める掲示があって、スクリーン入口で iPhone のスクリーンを見せようとしたらカウンターで発券せよと言われた。「自動発券機はありません。オンラインで予約された方も、カウンターに起こしください」のように書くべきだ。
上映前のスタッフの生声挨拶も健全だった。嫌いじゃない。
やっぱりミニシアターはスクリーンがすごく小さく感じる。でも今回観たタイプの映画には合っているサイズだ。
結構混んでた。休日だし「水曜サービスデー」で割り引きだったし。
隣のライブハウス?の音が漏れてくるのはいかがなものか。
パルコも久しぶりに行ったが、店がすっかり入れ替わっているのには驚いた。
それにしても、パルコに行く人はなんでパルコっぽい人ばかりなんだろう。
隣りの松坂屋で食べたジェラートは人生ベスト級においしかった。評価:5/5
鑑賞日:2023-5-3(水)16:35~18:26
映画館:センチュリーシネマ
スクリーン:センチュリー2
座席:指定席
料金:1200円(オンライン予約、水曜サービスデー)
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