市バス・地下鉄 101 か所スタンプラリーをやった
- レビュー
- 2023/12/08 Fri 14:51
10 月ごろ「市バス・地下鉄 101 か所スタンプラリー」を駅のポスターで見かけて知った。過去にも名古屋でこのスタンプラリーは実施されていたようだが、こういう企画があることは初めて知った。
景品がもらえるようだし、乗り物好きの息子と一緒にやれば楽しいだろうと、参加することにした。参加費用は無料。
市バス・地下鉄101か所スタンプラリー | お知らせ | 市営交通を楽しむ | 名古屋市交通局
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/ENJOY/TRP0004851.htm
まずはスタンプラリー用の台紙をもらう必要がある。最寄りの地下鉄駅で駅員にもらったが横柄なおじさんだった。後述する1日乗車券は券売機だと現金のみだが、駅員から買うと電子マネーが使えるので、その横柄おじさんから買うしかなかった。それと最初からその駅のスタンプが押されていた。スタンプを自分で押すのが楽しいのに。
1人1冊ということになっているが、息子と一緒に行ったので2冊もらった。実は妻が別に1冊もらっていたので1家で合計3冊ということになる。
スタンプラリーは地下鉄駅および観光施設で押印する。でも観光施設は有料エリアに入らなければ押印できない。幸い景品は中間賞とパーフェクト賞に分かれており、中間賞なら地下鉄駅での押印のみで記念品がもらえる。
中間賞は「東山線・桜通線グループ」「名城・名港線・上飯田線グループ」「鶴舞線・歴史発見グループ」の3つに分かれており、前者2つが地下鉄駅での押印だけで記念品がもらえる。パーフェクト賞は中間賞をすべてを集めさらにアンケートに答えた人が記念品をもらえる。
記念品は中間賞がピンバッジ、パーフェクト賞がクリーナークロスだ。
さて、スタンプラリーは途中まで集めた時点で「これは大変だ」と気付いた。特に桜通線は最近本数が減ったため、集めるのが時間がかかる。スタンプは改札の近くにあるため、ホームから上がったり降りたりする必要があり、疲れる。
時間的体力的に大変なことに加えて、スタンプは駅によって改札の中にあったり外にあったりする。普通に料金を払ったら莫大な金額が掛かるので、自然と「地下鉄全線 24 時間券」「ドニチエコきっぷ」のような乗り放題の1日乗車券を利用することになる。
お得な一日乗車券・地下鉄全線24時間券 | 一日乗車券・ドニチエコきっぷ | 乗車券 | 名古屋市交通局
https://www.kotsu.city.nagoya.jp/jp/pc/ticket/TRP0000310.htm
このように、スタンプラリーは集めるのが結構大変だ。そのわりに記念品がショボいのはいかがなものか。記念品は 100 円程度のものじゃないか。
そんな感じで、始めてしばらくするとバカバカしく感じるようになった。僕はもっとやることがたくさんある。こんなくだらないことに労力と時間を使いたくない。そもそも他人が用意した企画に乗ることは単に駒にされているだけだし、鉄道会社の宣伝をさせられている。我々は消費しているだけ何の価値も生まない。話は少し逸れるかもしれないが、宝くじと同じで、消費によって富を得ようとするのは間違いだ。生産し価値を生まなければ、お金は手に入らないし社会に価値を提供できない。
そういう感じで冷やかし程度に外出ついでにスタンプを押印する程度に留めることにした。僕が外出するときや、僕と息子が外出するとき、妻と息子が外出するときにスタンプラリーをしていたが、常に3冊スタンプラリー冊子を持ち歩きそれぞれに押印していた。家族で協力して全員分を分散的に集めていたわけだ。なお、家族3人で出掛けることや、妻だけが集めることはなかった。
ちなみに息子が通うこども園でも、スタンプを集めている友だちがいたようだ。
ところがスタンプラリーの期間が終わろうとする頃になって息子がスタンプラリーを全部そろえて記念品がほしいと言い出した。
時間的にも全部は無理です。だけど、地下鉄駅部分のスタンプラリーならばできなくもなかった。
かわいい息子が言うのなら仕方がない。僕が1日 16 駅まわったり、妻と息子が仕事とこども園を休んで1日で 27 駅まわったりして、どうにか「東山線・桜通線グループ」と「名城・名港線・上飯田線グループ」をコンプリートした。
1人1冊ということになっているので、息子と妻が先に記念品の交換に行った。僕は別の日に行ったが、そのときは自分のスタンプラリー冊子だけを持って行き、ついでに新たに1駅押印した。僕だけ息子と妻の冊子より1駅多い。
記念品の受け取りは栄駅、金山駅、名古屋駅のいずれかでできる。僕は栄駅の受付に行った。冊子のチェックをしてすぐにもらえた。特に何も記入をする必要はない。記念品を受け取ると確認印を押される。
関係ないことだが、そのとき受付のおねえさんがお金のトレイの上にクリップを並べていてちょっとキュンとした。
X を検索して他の人はどうやっているか少し見てみた。なかには自分用のノートを別途用意してそこに追加で押印している人もいるようだ。たしかにどの順番にまわったかの記録もできるし、自分だけのノートを作ろうという精神は好きだ。
僕はスタンプラリーの過程を X に投稿してきたので、それが記録代わりになるだろう。僕はスタンプおよびスタンプ台の写真を撮って記録していたが、息子とまわるときは息子がスタンプ台の前に立つ写真も撮った。
さすがに1日じゅうやった日はヘトヘトになったが、iPhone で「あとで読む」に入れているネット記事を読んだりして読書時間を作れたのは良かったかもしれない。
なお同じようにスタンプラリーをしている人は2人ほど見かけた。スタンプを押しているおばさんと、スタンプラリー冊子を持っている 30 代ぐらいの男性を電車内で見かけたりした。
家族で分担して集めたその内訳を集計してみた。息子とまわったぶんを合わせると、僕は 47 箇所もまわってる・・・。
・僕単独:35
・僕と息子:12
・妻と息子:27
合計 74 駅
改札外の場合は、券売機の横に設置されている。
改札内の場合は、専用の簡易テーブルが用意されている。
確認印。
「東山線・桜通線グループ」と「名城・名港線・上飯田線グループ」のピンバッジ。
その裏側。
3人分。
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