[読書メモ][Kindle]『あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。』

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私は十数年前から、この問題に正面切って取り組みました。とはいえ、考えるしか能がない人間なので、自己嫌悪について徹底的に考えてみたのです。

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しかし、思考は決定的に重要でした。

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集団の空気を読むことが肯定的に語られるようになったのは、怖いことだと思います。

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自己嫌悪の強い人は、つねに「自己嫌悪を感じるような自分のふるまい」に注目しています。自分のふるまいをスキャンして、「自分がダメな部分」を拾おう拾おうとしているのです。この場合、「空気が読めない瞬間の自分」にばかり目を向けてしまう、ということになります。

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一緒にいて楽しい。居心地がいい。ほっとする。/こういう具合に心が「平安」に向かう関係のみが、長く安定しうるのです。それが恋愛というものです。

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本物の恋愛をするにはどうすればいいか。簡単です。/自分の気持ちを伝えること。そして、相手の気持ちを聞くこと。

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「コントロールすることができない状況に身を投げ出す」ことこそが大切

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テンションとは、「緊張」という意味です。「テンションをあげる」とは、気を張って、「緊張度をあげている」ということなのです。

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幸福とは、緊張度を高めるのではなく、何も不満がない、ゆったりとした感じです。

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私たちには「自分の立場を守らない奴はダメだ」という刷り込みがあるからです。

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日本の「ひとたびある立場についたら、死んでもそこを守らなければならない」という刷り込み

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人間という猿にとって必要なことは、/・おいしいものを食べる ・気持ちよいところに住む ・よい仲間と共にいる/の3つだけです。

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現代社会では、「つらい思いを我慢するかわりに報酬を得る」という刷り込みが幅を利かせています。どんなに価値ある仕事をしていたとしても、つらい思いをしていない人がお金をもらうことは、悪徳のように思えるのです。

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それには、「あいつはとんでもない奴だから、しょうがない」と思われる、という手があるのです。

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仕事をする上で、よって立つものは組織からの評価ではなく、「自分にとって意味のある仕事だという手応え」なのです。

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降ってきたチャンスを拾うためには、暇でないといけない。

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一番深刻だと考えるのが、愛情がないのに「愛情があるフリ」を全力でする、ということです。それはつまり、子どもを愛さないで、子どもを何かに利用するためにしっかり育てる、というやり方です。

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感情と言葉とが一致しない、矛盾したコミュニケーションが繰り返されると、子どもは「本当の気持ちを表現してはいけない」ということを学ぶからです。

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まず言えることは、説得しても無駄だ、ということです。/子どもをコントロールできる、と思い込んでいる親は、どんなことであっても、子どもにコントロールされることはないからです。

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自分でふと浮かんだ「これだ!」と思ったこと。/それを、そのままにとどめずに、素直にやってみる。

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誰かが正直な気持ちを言うことで、ピリピリした状況は打開されるでしょう。

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内容ではなく流れに意識を集中するのです。すると、流れの中の「ゆがみ」が見えてきます。これが発見につながるのです。

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一番大切なのは「わからないところ」「違和感を覚えるところ」を、スルーしないで、いったん立ち止まることです。

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この「わかったフリをしない」「わかったことにしない」というのが、自愛の回路を開き、魔法を起こすためにはとても必要です。

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自分の中の「なんかへんだな」「よくわからないぞ」という小さな声を無視しないでください。

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ここ一番で「自分がやりたいこと」を優先できるか。 「やるべきこと」の優先順位を落とせるか。

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