子どもはまだ目を離せない年齢なので、どうしても動画鑑賞に頼らざるを得ないことが多い。少なくとも抑制の効かないテレビではなく iPad で見せているのが多少マシだと思っている。

[子育て] 映像作品は iPad で見せる – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/02/08/using-ipad-as-a-video-player-for-a-child/

私は『キテレツ大百科』が好きなのでそれを見せている。これなら私が一緒に観ても楽しいからだ。これならずっと付き合える。

親が一緒に観て楽しいものを観るなんてことをする親はあまりいない気がする。たいていは子ども向け番組を見せ、親は番組には一切興味を示さないのではなかろうか。

『キテレツ大百科』は 331 話ものエピソードがある。私はそのエピソードを「区分」に分け、区分ごとにリピート再生している。

その区分とは、<一緒に観るもの>と<一緒に観ないもの>である。

一緒に観るエピソードは子どもにとっては初鑑賞なので私は「新作」と呼んでいる。

一旦一緒に観たものは、子どもだけで観てもらう。これをリピート再生する。子どもだけで観てもらうというのは、要するに私が家事などをして手を離せない時の鑑賞という意味だ。そして一度観たリピート用のエピソードは「旧作」と呼ぶ。

中には子どもが嫌がるエピソードもある。オバケが出てきたりして怖がる作品はリストからは削除する。子どもが怖がるのを見て楽しむ親は虐待をしている。私は子どもに安心を与えたい。怖がることは見せたりさせたりしない。

あるいは教育的に良くないものや、時代錯誤なものも削除している。