整理の基本は捨てること

私はビッグ・プロジェクトを終えた後は、休憩としてミニ・プロジェクトに着手する。ミニ・プロジェクトといっても、雑用の片付けに近い。ちょこっとしたこと、でもやっておきたいことだ。

そのミニ・プロジェクトの一つが片付けだ。単なる掃除という意味でもあるし、ビッグ・プロジェクトの間は部屋がごちゃごちゃになりやすいので、それを片付ける意味でもある。

整理の大原則として押さえておきたいことは、整理の基本は捨てること。物を右から左に動かしても片付いたことにはならない。収納グッズを買うことも間違った整理術だ。

ともかく捨てる。1年着なかった服は捨てる。1年間使わなかった物は捨てる。書類なんかは、どんどんスキャンしてデジタル化すればいい、思い出の品は写真に撮ればいい。原本保存が必要なんてほとんどない。

物が多い限り、片付けてもまたすぐ汚くなる。

一度捨てる癖がつくと、余計な物を買わなくなる。「どうせ捨てることになりそう」と思えば、最初から買わない。無駄遣いをしなくなる。捨ててもったいないなんてことはない。必要なものだけを買う癖が付き、長期的に見れば得だ。

捨てることで本当に大事なものが見えてくる。整理だけでなく人生においても、大事なものが分からなくなっている人は多い。捨てることから始めよう。

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