[読書メモ]『意のままに人を動かす心理技術』

p29
大衆心理操作の天才であるアドルフ・ヒットラーも、「大衆は理性よりも感情に従って行動する」

p61
キリストは、新約聖書の『マタイによる福音書』でこう説いている。「何事でも人々からして欲しいと望むことは、人々にもその通りにせよ」

p106
「手に入りにくい」ということで、あれほど狂乱したのである。

p111
「釣った魚に餌はいらない」というが、もうしっかりと自分の手元に置いたので、安心してしまったのである。

p142
交渉の途中でもう一度深呼吸をして気持ちを落ち着け、「ほんとうにこの問題は二者択一なのだろうか?」と考えてみるべきである。

p159
相手に対して、自分の力を認識させることが大切になってくるのだ。このことから、相手の存在なくして力関係が成立しないことがわかるだろう。相手があなたの力を認識してくれなければ、あなたの力は限りなくゼロに近づくから、力をもって相手を動かすことができないのである。

p259
神の存在の真偽を問題にしているのだから、神が存在すると主張する教祖に本来、「神の存在」についての立証責任がある。

p262
一見正当な二者択一問題のように思えるが、どちらかを選択する必要はまったくない。比較する両者のレベルがまるで違うからだ。

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