私は基本的に家事は好きだ。家事は慣れると頭を使わない。淡々と作業しているとリラックスでき、そのリラックスのお陰で、家事をしている最中にいろいろとアイデアが浮かんだりする。創造的思考にリラックスは欠かせないし、家事はリラックスに最適なのだ。何かの本で「家事は瞑想である」と書いてあったが、それには強く同意する。

さて、洗濯も私がやっているが、便利と聞いて5年ほどドラム式洗濯乾燥機を使っていた。しっかり洗えて、さらに洗濯から乾燥まで一気にできるが、故障が続くようになって、買い換えを決意。今度は洗濯機と乾燥機を別々に買った。最新の洗濯機ならちゃんとしっかり洗えるし、計画的に洗濯すればべつに洗濯から乾燥まで一気に行う必要はないと思ったから。

洗濯の際に私が気を付けていることがある。

・ケチって洗濯機に無理に大量の洗濯物を押し込まない。何度かに分けて洗濯する。
・部屋には干さない。
・室外に干さず、乾燥機を使う(乾燥機が使えないデリケートな服以外)。
・におわない洗剤を使う。

洗濯機に大量に詰めない理由は、洗濯効率が落ちて結果的にちゃんと汚れが落ちない気がするから。

部屋に干さないのは、湿度で本を傷めるから。

外に干さないのは、外に干すと、排気ガスや花粉や黄砂や中国からの変な物質にまみれるだけだから。林望さんも著書で言っていたが、テレビなどで言う「洗濯物はお日様でしっかり干す」などという発想は改めなければいけない。

最後の「におわない洗剤を使う」ことについては、洗濯洗剤のにおいがプンプンしていると貧乏臭いから。服は無臭を心掛けたい。

いろいろ試した結果、トップの「部屋干しトップ」に落ち着いた。部屋干ししても生乾きしないのが売りの商品だけど、乾燥機で乾かした際も全くにおいが残らない。私はいつも8個セットを Amazon で買い、だいたい4ヶ月くらいで使い切る(だいたい毎日2回ぐらい洗濯機を動かす)。

年末に帰省した際に、母が変わった洗剤を使っているのを知った。それがアリエールの「リビングドライジェルボール」だ。ゼリーみたいな塊を洗濯機の底に投げ込んで、その上に服を入れ、通常通り洗濯すればいいみたい。たしかに、粉末洗剤は計量スプーンですくったりするのが扱いづらいし、こぼれたりしやすい。小さく固形にしてあるリビングドライジェルボールは使いやすそうだ。

ということで、試しに使ってみることにした。部屋干し用も販売されており、においも少ないはず。試しに1箱だけ買った。

結果としては NG でした。はやり、におうんだよ・・・。それに、乾燥機を使うと脱衣所の温度が少し上がるけど、リビングドライジェルボールが少し溶けかける。これから夏になるとドロドロになる可能性があるのではなかろうか。

さらに1箱 18 個しかない。一日2回程度洗濯をするとすぐなくなってしまう。

やはり部屋干しトップに戻ることにしました。

リビングドライジェルボールはアイデアはすばらしいと思うんだけどなあ。21 世紀なんだから、洗剤ぐらいもっと使いやすいものを作ってほしい。

参考:
[購入レビュー] 洗濯機と乾燥機を購入した | 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2017/07/31/bought-a-new-laundry-and-drying-machine/

新しい洗濯機と乾燥機を使ってみて | 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2017/08/19/review-new-laundry-and-dryer-machine/