[読書メモ]『笑うフェルメールと微笑むモナ・リザ』

p51
大笑いは、自分を抑えることができない、思慮分別のない人のしるしであるという。

p110
フェルメールの絵の謎は、このような曖昧性、絵を見る人にその解釈が託されていることから生じている。つまり、正解が唯一であるような謎というよりも、正解がいくつもある謎なのである。

p172
本物と間違えさせようとそっくりに描いた絵を、「トロンプ・ルイユ(だまし絵)」と呼ぶ。フランス語で「トロンプ」は罠、「ルイユ」は目だから、「眼を罠に掛ける絵」ということになる。

p178
[絵画にカーテンを掛けていたのは]おそらく直射日光を避けるという理由や、隠しておいて特別な客が来たときにもったいぶりながらカーテンを開けて見せるという、もてなしの効果などの理由が考えられるだろう。

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[読書メモ]『情報生産者になる』

p20
二次情報は second hand と呼ぶように、いったん他人の手を通って加工ずみの情報です。セコンドハンドを略して「セコハン」というように、つまり中古情報です。他人の手でいったん加工された情報はすべてセコハン情報です。新聞や雑誌、ブログなどのメディアから得られた情報は、すべてセコハン情報です。/セコハン情報の収蔵場所が、図書館というところです。

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