[読書メモ]『就職迷子の若者たち』

p21
子どもの頃、抱いていた興味や好きだったことは、社会の影響をあまり受けていない素のままの自分がストレートに表れているので、成長してからのその人の土台、根元の部分になっていることが多いのです。ですから、それを思い出し、何に興味があったのかを考えてみると、今自分が本当に好きなものが見えてきます。

p26
今、自分の興味の対象がとても少ない、と自覚することです。少ない興味の中で、何かを選んだり決めたりしないほうがいいと思います。興味がなくても、誘われた映画に行ってみる。紹介された人に会ってみる。自分から、今までしたことのない行動をしてみる。一歩足を踏み入れてみることが大切なのです。「興味がないから」という決めつけはしないことです。

p39
単に感情的に好きだ、それをしていると時間も忘れるという「好き」と、仕事という制約の中で、自分が力をふるった充実感がもてる「好き」は、別物だということです。

p43
ただこれだけは言っておきましょう。経験は、しただけでは「経験」とは言えません。自分の感じたこと、考えたこと、工夫したことなどを、きちんと整理しておく必要があります。

p45
行動するより観察するほうが性に合っている

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