[レビュー] 藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきた
妹の結婚式参加のため東京に行った。そのため、神奈川県川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」にも寄ってきた。
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
http://fujiko-museum.com/
普段のツイート等でご承知の通り、当然目的は『キテレツ大百科』である。ミュージアムには私は2年半にも行ったことがあるが、あのとき以上にキテレツ大百科ファンになっている。
今回はちゃんと原作コミックを読み返してから行った。といっても3巻(バージョンによっては2巻)しかないんだけどね。
ミュージアムのチケットはローソンで購入することになる。コンビニ内の Loppi で日付と時間を決めてチケットを購入する。春休みだからチケットが売りきれるかもと、購入開始日にすぐコンビニに行ったけど、余裕で購入できた。大人 1000 円。もう少し高くしてもいい気がする。
ミュージアムには駐輪場はあるが、駐車場はない。坂の上に位置するので、現実的にはバスで行く人がほとんどだろう。バスの最寄り駅は登戸(のぼりと)駅。東京駅からだと、新宿駅乗り換えで1本で行ける(40 分程度)。
ミュージアム直行バスは外装も藤子・F・不二雄風となっている。行きは「パーマン」号だったけど、帰りは「キテレツ」号に乗ることができた! バスは前乗り先払い。降車時は IC カードはタッチする必要がない。IC カードでは片道 206 円で、所要時間は約9分だ。関東では IC カードは割引なのね。ロンドンの地下鉄も大幅割引になり、IC カードの利用を促している(何も知らない旅行者は現金で払って損をする仕組み)。
バスは 10 分間隔で出ている。ミュージアムに到着した人が一定数に達したら、そのグループが入館できるようになっている。入館前にはスタッフから説明があるが、その際手話での説明もあった。
受付でチケットを提示すると音声ガイド(無料)を受け取る。電話型で首からぶら下げられる。該当する番号を押して、耳に当てて聞く。映像と連動していることもあるので、数字を押したからといってすぐ始まらないこともある。音声解説は大人用と子供用で分かれている(子供用だと難しい話は抜きにしてあるんだろうね)。
ミュージアム内は写真撮影がほとんどできないことになっているが、カフェや庭などは撮影ができる。
平日の昼間だったし、学校だと 21 日あたりから春休みになるんだろう。それなりに人はいたけど大混雑というわけでもなかった。時間帯ごとのチケット枚数が限られているので、それが入場制限にもなっているおかげかもしれない。
キテレツ大百科と藤子・F・不二雄さん関係を集中的に見た。現在はドラえもんとキテレツ大百科のコラボ企画をやっとおり、両者の比較展示がある(コラボ企画は前期と後期に分かれており、2019 年1月 15 日まで)。コミックで類似した部分が多いのには驚いた。だからといって、キテレツ大百科はドラえもんのコピーじゃない。また新しい魅力的なキャラクターを生んでいるんだから!
コミックを読んでちゃんと予習していたから展示の内容もよく分かった。
私は今年からシャーロック・ホームズと関連してパイプスモーキングを始めたんだけど、藤子・F・不二雄さんもパイプスモーカーだと知った。愛用のパイプも展示してあった。
F シアターというミニアニメを観られる施設もある。それ用の「入館券」を受付でもらっていた。F シアター入口で入館券に切り込みを入れられるので1人1回しか鑑賞できない。ミニアニメはウメ星デンカとドラえもんの話だったので、キテレツ大百科ファンとしてはあまり面白くなかったかな。
少し分かりにくい場所(展示スペースの横から外に出るドアがある)に池から出てきたジャイアンと写真を撮れるスペースがある。並んでいたし、ジャイアンが好きというわけでもないので、スルーした。
別の大きな中庭にはキャラクターが並んでいて、一緒に写真を撮ったりできる。小さな限定ショップもあり、コロ助のキャンディーを買ったりした。もちろん、庭のコロ助(ベンチに座っている)と一緒に写真を撮ったりもした。
カフェは特に並びもせずにすぐ入れた。もちろんキテレツ大百科関係のスイーツを食べた(ランチを食べた後だったので、食事っぽいものは食べられなかった)。ラテは柄が5種類ぐらいあるんだけど、何の柄かは選べない。しかし、テーブルの上にコロ助のぬいぐるみを置いてアピールしたり、店員さんにも「コロ助好きなんですね!」と言われたりしたせいか、コロ助が入っている柄のラテにしてもらえた! そして店員さんがカメラを撮ってくれたりもした。
ガシャポンがあって、キーホルダーをゲットできる。1つ目はポコニャンだったけど(実は小中学生のころポコニャンが大好きだった時期がある)、2つ目でコロ助をゲット!
また、キャラクターと一緒に写真を撮れるプリクラがあってやってみた。柄は、コロ助とドラえもんのものと、コロ助がコロッケを食べているものだ。最近のプリクラは美肌効果がすごいね。目も大きくなり、15 歳ぐらい若返って見える。
一番最後にはミュージアムショップがある。今回は無駄にたくさん買ったりはしなかったぞ。本当は大きなぬいぐるみや、1/1 サイズのコロ助とかもほしかったんだけど・・・。2年半前に来たときより、ラインナップは多少増えていた。
ショップ会計時には「ミュージアムショップお届け便」という紙をもらえる。ここにはパスワードが書かれており、専用サイトで約1ヶ月間グッズを購入できるのだ。これでショップで迷ったものを、家に帰って買い直すことができるわけだ。ショップで我慢した身としてははた迷惑な仕組みである!
なお、同じく結婚式に出席する弟夫婦も全く同じ時間にミュージアムに来ていたことを後で知ったが、なぜか遭遇しなかった。
その他の詳細な写真は、写真編として改めて別エントリーで紹介します。