ストレス発散に対する考え方が変わった

ここ何年かは僕はストレス発散(ストレス解消、気分転換、リフレッシュなども含む)に対して否定的な印象を持っていた。

ストレス発散というものは幻想である。根本的問題から目を背けているだけだ。ストレス発散をしている限り、問題は一向に解決しない。

そしてストレス発散としてすることは、多くの場合自己破壊的である。大抵が浪費、飲酒、暴食、健康を害する、のいずれかに該当する。

ところがテレビなどを見ると、一般的にストレス発散は良いことのように語られる。テレビにとっては人々に消費させることが目的だからだ。「自分へのご褒美」などという甘い言葉に騙されてはいけない。ただの浪費だ。

僕はサラリーマン時代、それなりにいい給料をもらっていたが、映画館通い、旅行、浪費で貯金があまりなかった。

しかしである。最近その考えが変わってきた。

ストレス発散は本人にとっては必要に迫られてする。つい、してしまう。でも、そのあと「またやっちまった」と後悔をする。少なくとも僕はそうだ。でもこれは、衝動というアクセルと、後悔というブレーキを同時に踏むようなものだ。それこそメンタルに悪い。

だったら適度にストレス発散をすればいいのではないか。僕の場合、甘いものを食べたり、映画館に行ったり、ゲームをする。

問題はいかに<適度に>するかだ。歯止めが効かなくなったら、それこそ自己破壊をしてしまう。

そのためにストレス発散に制限を設けることにした。

僕の場合はストレス発散をしたくなったら、その選択肢を3つにした。ゲーム、カフェで読書、映画館に行く、だ。後者ほどストレス発散の効果が高いが、そのぶんお金と時間が掛かる。前者ほどお金と時間が節約できるが、ストレス発散の効果は低くなりがちだ。

3つの中から選ぶようにするし、逆にそれ以外はしないようにする。だからあれこれ無制限にストレス発散の活動が増えずに済む。

次に内容に制限を設けた。ゲームは一見無制限にしそうだが、僕はだいたいガンシューティングをするので長時間やると手が痛くなる。1時間以上連続でできない。ゲームに飽きやすい僕はたいてい 15 分で満足するし、ちょうどいい時間で終わる。そして自宅で PS Vita で遊ぶので(初期投資以外)一切お金が掛からない。

カフェは最近マイブームのミスタードーナツに限定する。比較的家から近くにあるので交通費が掛からない。読書はコミックを読む。藤子・F・不二雄作品はギャグ漫画の軽い話が多いのでいいリフレッシュになる。読書だけでなく、執筆作業をすることもある。

映画館はお金も時間も使うが、僕が一番好きな活動なので一番楽しめる。ブログに感想を書くので、さらにプラスの活動を生む。ただ映画館に行くと半日使うので他の活動が疎かになるので頻繁にはできない。

勝間和代さんの YouTube を観ていて、「ストレス発散は自己治癒過程」と言っていた。あなたにとって一時的に必要なプロセスなのだ。「ストレス発散なんて意味がないから厳禁!」と言わず、まあいいじゃないの、とストレス発散と付き合っていけばいい。

以上のように考えるようになったおかげかどうか分からないが、最近は比較的にイライラすることが減った気がする。

そして徐々にストレス発散をせずに済むようになればいいなと思っているし、肝心の根本問題と向き合えるようになりたい。

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