日本語レッスン(3回目)「こういうとき、何と言うの?」

外国人に日本語を教えるレッスンの3回目をやってきた。

今回は平日。いつも日曜日だけど、当日の朝に生徒から別の日にしてほしいと連絡してきたからだ。雨だったから外出が面倒になったんじゃないかなと思っている。だから代わりに平日にやったわけだ。

今回も 15 分遅れて生徒はやってきた。僕は 30 分前から来ていた。

今回は 45 分程度しかしなかった。平日なので彼女は大学院(博士課程)のラボに行く必要があったみたい。

前回の授業では、前々回のレッスンで学んだ文章を読み上げてもらって復習としていたが、今回は彼女の方から復習をしようと言ってこなかったし、やらなかった。今回は時間がなかったので、次回まとめてやるかもしれない。

今回は彼女は日本語の授業で使った教科書を持参してきたので、それに沿ってやった。やっぱり適当な日本語学習のウェブサイトよりも、ちゃんと教科書を使うほうが体系的に学べる。彼女もやる気になってきたのかな。ただ後述するが、教科書も完璧ではないと気付いた。

前回はメルカリで買った電子辞書を持参して、実際にレッスン中も使ったが、今回は電子辞書はやめた。iPad にインストールしている辞書を使うほうが使いやすいと気付いたからだ。発音も iPad の音声のほうがきれいだし。それに漢字の書き順をアニメーションで表示してくれるアプリを見つけたので、インストールしておいた。今回は書き順アプリは使わなかったけど、今後有効活用できそうだ。やはり iPad は語学に役立つ。なお、その書き順アプリは 1,000 円した。僕は生徒には無料で教え、さらに有料アプリを自腹で買っている。僕は大変だよ。楽しんでいるからいいんだけど。

生徒に「こういう状況では日本語で何と言うの?」とよく聞かれる。これは結構難しい。

たしかにすぐに表現は思い浮かぶ。しかし、それが日本語初学者に分かりやすいとは限らない。僕はなるべく英語と似た構造の文章で、かつシンプルな日本語を教えるようにしている。英語と似た構造の文章を探すのは、英語と対照しやすいから関連付けて理解できるはず。文字通りに英訳すれば伝わるからだ。そういう文章を頭の中で探していろいろ考え込んでしまうのだ。

その点前述した日本語の教科書はあまり分かりやすいとは言えない。あまり学習者のことを考えていない気がした。僕ならもっとうまく教えられる、と思ってしまう。他に分かりやすい教科書があるのかもしれないが。

3回のレッスンを通じて、日本語の構造について考えることが多くなり、日本語の奥深さにも気付いてきた。大学で言語学を学び、語学も好きな僕には、日本語を教えることは楽しいことだ。この方向でビジネスを広げていくことを少し考えている。

レッスンの前後にはなるべく小話をするようにしている。それが僕にとっての英会話のレッスンになる。レッスン中もすべて英語だが、日本語を教えることに精一杯で英語の練習には集中できない。今回は日本に来ている間に母国に帰ったりしたのかとか、母国の何が一番恋しいかとかを聞いたりした。

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