[映画]『 366 日』

特に観たい映画がなかったので適当に選んで観ることにした。ちょうどイオンシネマのクーポンがあったので。

あらすじを読む限りつまらなさそうだったが、実は主演俳優のお父さんとはかつて縁があったので観てやることにした。

映画『366日』|大ヒット上映中!
https://movies.shochiku.co.jp/366movie/

なぜか何も感じない。どうでもいい話というか、内容がないからだろうか。よく考えると普通の話なんだよ。一応泣いたけど露骨な泣かせ演出が多いからだと思う。

心を失った人が取り戻していく話は最近の日本映画のトレンド。

MD 持ってたなあ。本編開始前にソニーのロゴが出ていたので、映画内ではやっぱりソニー製だった。

2006 年が大学生ということは、映画内の主人公たちはちょうど自分と同じぐらいだ。その点では親近感が湧く。ちょうどガラケーの時代が終わろうとしていた頃だ。

ミックステープのプレゼントはリスキーだよー。

浅く嘘くさい会話。親子であんな会話しないよ。リアリティーがない。

最初高校生男子(主演2人)の顔の区別がつかなくて混乱した。

狭い世界。他者がいない。

海辺でサーターアンダギーを渡すシーンで、一箇所完全に女の子のセリフと口の動きがズレていた。

東京に行った彼は最初は大学生のままだと思っていがg、音楽業界にいつの間にか就職していた。大学生なのか社会人なのか分かりにくかった。

「俺の子です」はしびれた。結局彼が一番いい演技をしていた。一方主演男優の方は、表情に乏しいというかパッとしない演技だ。特にお母さんの死を乗り越え心を取り戻したあとは、喜びをもっと表現しないと。

病気のことも妊娠のことも言えばいいのに。お互い正直に言わないから問題が大きくなっている。携帯電話の登場以後、<すれ違い>は恋愛のテーマとしてリアリティーがない。

これでもかと沖縄の海を見せられる。サーターアンダギーや A&W などベタすぎる沖縄のイメージが多用されていて、地方出身の僕は、東京の連中が田舎をバカにしている感じがした。単なる観光地として消費しているだけだ。

通訳を目指すにも音楽業界を目指すにもそのための勉強をしているシーンが全くない。通訳になりたいと言うなら、通訳学校に行こうとしないのも変だ。少なくとも英語の勉強をするシーンは入れてほしい。

2月 29 日が高校の卒業式なのは変じゃないかな。3月 20 日ごろが普通だ。

あいつは病気治っちゃうんだ。病気がライトな扱いをされていてあっけない感じ。治ったらストーリーに重みがない。

日本映画定番の走るシーンがまたあった。

子どもが橋渡しとしていい役をしていた。

ダメポイントはいっぱいあるが、意外と観ていて腹が立たなかった。普通ならイライラしていたはず。でもやっぱり何も感じない映画だった。

客は若者ばかり。うるさい。映画中もときどきしゃべっている。8割埋まっていて、かなり混んでいた。


イオンシネマの発券端末(旧端末の方)で確定ボタンが微妙に画面からはみ出していて押しにくくなっていた。

評価:3/5

鑑賞日:2025-01-26(日)12:15~14:30
映画館:イオンシネマ豊田 KiTARA
スクリーン:スクリーン8
座席:指定席
料金:1300 円(オンライン予約、イオンブラックフライデー 1300 円鑑賞クーポン)

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