[読書メモ]『四人の署名』(創元推理文庫)

p11
ただ純粋にその仕事そのもの、ぼくの独特の能力を発揮できる舞台を見いだす喜び、それだけがぼくにとってこのうえない報酬なんだから。

p19
物事を一個の抽象的な問題としてとらえるといういつもの癖が出て、これがきみにとってどれだけ身にこたえる、切実な話題かということを、つい忘れてたんだ。

p19
驚き桃の木

p19
ぼくはけっして当て推量はしない

p30
なんて魅力的な女性だろう!

p31
ぼくは例外を認めない。例外は原則を否定するものだ。

p43
どうかわがささやかなる聖所へお通りください。まことにちっぽけな居場所ではあるが、それでもすべてはわたしの好みどおりにしつらえてある。南ロンドンというこの殺伐たる砂漠の中の、これはひとつの芸術のオアシスなのです[。]

p46
このわたし、どちらかというとひとづきあいが苦手な人間で、まああえて言えば、“洗練” と “趣味” とに生きる身。そういう身にとって、警察以上に美的でない存在はありませんから。

p65
地獄に仏とはこのことですよ!

p91
“自分の理解できぬものをばかにして笑うのは人間のつねである” ってね。さすがにゲーテはうがったことを言うよ[。]

p127
なんとも奇妙きてれつな一件

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