[映画]『がんばっていきまっしょい』(1998)
- 映画
- 2025/01/06 Mon 08:47
『がんばっていきまっしょい』は原作小説に引き続き、1998 年の実写映画も観てみた。
参考:
[読書][Kindle]『がんばっていきまっしょい』(敷村良子)
https://dokusho.nary.cc/post/2025/2025-01-06_kindle-ganbatteikimasshoi/
がんばっていきまっしょい(1998) : 作品情報 - 映画.com
https://eiga.com/movie/35761/
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おそらく単体で観ていたらつまらなかっただろうが、原作小説やアニメ映画の同じところ/違うところを比べると面白い。
本作ではオールは一人片方ずつ持っている。両手に1本ずつじゃない。一人1本ずつだとバランスが少しでもずれるとまっすぐ進めなさそうだ。
原作同様、方言が使われている。やはり広島に近いので広島弁に近い(僕は広島出身)。
アニメ映画そのままの舞台も出てきて、実写で見るとワクワクした。
アニメ映画では語られない、リーにお母さんがいない理由はこの映画を観ると分かる。
目隠し練習は結構いいシーンだった。なぜアニメ版ではなかったのかな。
アニメと違って女の子が全然かわいくない。でも、だんだん彼女たちに感情移入していく。
体操服が女子はブルマだった時代だ。ちょうど僕が子どもの頃に今のスタイルに切り替わった。
みんなのんびり話す。僕が出身の広島を含め、瀬戸内海あたりの人の感じがよく出ている。のんびりした感じが田舎っぽいとも言える。子ども俳優がのんびりしゃべると、演技が下手で棒読みにも聞こえる。それと、のんびりゆえにテンションが低く感じる。観ている側としては、吹き出して笑うことはあまりないが、じわりじわりと楽しさが伝わってくる。
映画の中ではお好み焼きのことを「広島焼き」と言っている。少なくとも広島では広島焼きとは言わない。この問題に関して、それは広島人の「お好み焼きは広島が本家である」というプライドの問題のように一般には語られる。でもそれは違う。単に広島に住んでいる人が自分の県のお好み焼きに「広島」と付ける必要はないからお好み焼きと言うだけだ。愛媛の人はよその県の食べ物として広島焼きと呼んでいたんだろう。なおアニメ映画では普通にお好み焼きと言っていた。
コックスのあの子は絶叫しすぎだ。
コーチの女性の先生が、学部生の頃の卒業論文の指導教員に似ていた。アカデミック・ハラスメントを受けていたことを思い出して、関係ないのに映画を観ながらその女優に腹が立った。
悦ネエは親との関係が結局解消されないまま終わった。
「ベレンコ」と言っていたのは以下のことか。
第4章 ミグ25事件
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/1977/w1977_04.html
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ちなみにアニメ版は関連 YouTube はすべて観たし、映画館でもらったスペシャル・オーディオ・コンテンツもすべて聴いた。
Playlist: 劇場アニメーション『がんばっていきまっしょい』 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLFbLfnnhPGpq0V_mw-6ERvFJb504tz8Bb
#雨宮天 #伊藤美来 #高橋李依 #鬼頭明里 #長谷川育美 の女子座談会!映画『がんばっていきまっしょい』 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-MdsdF4sz8w
評価:3/5
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