関東旅行 2024 まとめ
1週間の息子との関東旅行はとても楽しかった。夏の広島旅行は実家の親や妹、親戚と会ったりしたが、今回は完全に息子と二人きりだった。いろいろあったが、広島以上に楽しい旅行だった。
前半は人酔いになってあまり楽しめなかった。これまで人酔いにはなったことがないと思う。近年の体調不良のせいか、あるいは今回は息子がいたので息子に注意を向ける必要があり疲れやすかったからかもしれない。
改めて、旅行時はメンタルが試されると実感した。息子と一緒だからこそ、思い通りにいかなかったり、疲労が溜まったり、連れがいたらその関係性もある。いかにそれを乗り越えるかの見極めが必要だ。今できることとできないことを区別することの重要性を再確認した。
その一つが旅行2日目にして自宅サーバーが落ちたことを知ったことだ。複数のサイトがダウンした状態でどうしようと焦ったが、遠隔からメンテナンスできるようにしていなかったので、「考えても仕方ないことだと割り切るしかない」としばらくしてやっと気付けた。
自宅サーバーで運用する Akkoma に旅行中のつぶやきを投稿しようとしていたが、サーバーが落ちていたので普通に X に投稿していた。旅行中はいろいろインスピレーションが浮かぶので X での投稿が増える。Google Keep アプリにメモすることもできるが、X アプリのほうが起動が早いので、そこに書いてしまう。X への投稿がブログの旅行レビューの元になっている。
旅行中は予定はどんどん変わるため、人気の場所以外はあまり予約を早めに入れるのは良くないかもしれない。今回もスヌーピーミュージアムに行く予定だったが、僕の体調不良やらで結局行かず、予約したチケットを捨てることになった。そもそもスヌーピーミュージアムは息子が乗り気ではなかったし。
本当は所沢航空発祥記念館や夢の島熱帯植物館、豊洲千客万来、古代オリエント博物館、Pepper PARLOR、白髭のシュークリーム工房なども行きたかったが、時間がなくて行けなかった。
iPhone の IIJmio 回線のデータ量が足りなくなるのではないかと心配し、事前にデータ量を追加購入していた。
最近 iPhone の IIJmio 回線が遅い理由が分かった
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-10-15_what-slows-down-iijmio/
しかし旅行時に特によく使い、かつデータ量を消費する Google Map アプリで、関東地区のオフラインマップをダウンロードしていたおかげが、意外とデータ量は抑えられていた。多い日でも 1.2 GB 程度。結局追加購入分のデータ量が余ってしまった。
旅行中のデータ使用量と主な活動:
- 11/8(金)508MB:日本橋、スカイツリー
- 11/9(土)788MB:藤子・F・不二雄ミュージアム、川崎
- 11/10(日)1,274MB:東京タワー、池袋、秋葉原
- 11/11(月)446MB:ディズニーランド
- 11/12(火)408MB:ディズニーランド
- 11/13(水)558MB:お台場、渋谷、秋葉原
- 11/14(木)421MB:原宿、表参道
旅行中のカバン運用も今回はそれなりにうまくいった。スーツケースは、夏の広島旅行同様 400 円コインロッカー(東京では 500 円のことも多い)に入るサイズの小さめのものを持って行った。秋で服がかさばるので入るかどうか心配していたが、真冬ほどの量ではない。サブバッグ(コンパクトに畳めるもの)を併用することで何とかなった。
息子とは8月に広島旅行をしたし、息子と妻は9月にヨーロッパ旅行をしている。11 月にも旅行に行くのは連続し過ぎな感じもする。今回の旅行はディズニーランドが主な目的地だったが、ディズニーランドは1、2月あたりが一番すいている。でもあえて 11 月を選んだ理由は寒すぎないから。寒すぎないので分厚い冬服がいらない。これも荷物を減らすためでもある。そして 11 月は1、2月ほどではないが比較的ディズニーランドがすいでいる時期でもある。特に今回のようなハロウィーンイベント直後は。
今年は大きめのバックパックを買っていたので、それを使うことで息子の着替えやら僕のマフラー、セータを入れられた。ちょうど気温が微妙で暑かったり寒かったりして、体温調整の服が必要だったのだ。サブバッグとしてのショルダーバッグ(コンパクトに畳めるもの)もときどき使ったし、息子にも小さいショルダーバッグで小物を持ってもらった。
新バックパック 2024
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-09-12_the-new-backpack-2024/
僕は旅行ではいつも、捨てていい服を持って行く。今回も捨てていい服を持っていき、どんどん捨てていった。帰りのほうが荷物が少なくなったぐらいだ。ずっと同じ服を着たくないし、すべて洗濯するのも無理なので、しょうがない。これを機に自宅の服の断捨離ができるのもいい。
息子は部屋を少し明るくしないと眠れない。僕は真っ暗でないと眠れない。だから、僕はアイマスクが必要だ。東京で買う必要があった。次回からは持って行こう。
それと大浴場に行くときの浴衣にはポケットがなく、ルームキーを入れられない。アームポーチかポッシェのようなものがあると便利かもしれない。次の旅行用持参グッズリストに加えておこう。僕は旅行に行くときの「持ち物リスト」と「することリスト」を Google Docs で作っている。そのチェックリストをチェックすることで漏れがないようにしている。
東京の地下鉄で驚いたのは、車内広告で中国語オンリーの広告があったことと、ホームで白湯の自動販売機を見たことだ(その後、白湯の自動販売機は名古屋でも見た)。あと秋葉原のマツモトキヨシが店員がみんな中国人だった。
ホテルは3個所に泊まった。ランドリーサービスを使うつもりなら、同じホテルに長く泊まったほうがいい。ホテルを移る日や休日はランドリーサービスが利用できないので。でも今回はディズニーリゾート近くのリゾートホテルに1泊したかったので複数のホテルになるのは仕方がなかった。
やはりリゾートホテルが一番だろうと思っていたが、意外とアパホテルを見直すことになった。
アパホテルではたとえダブルルームであっても、二人で泊まるのは狭い。ツインルームでも狭い。それがアパホテルだ。でも、一人で泊まるならシングルルームでも悪くない。それで十分なのだ。
リゾートホテルの「三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ」はたしかにいいホテルだろう。家族で楽しめると思う。だけど細かいところは客目線で設計されていないように感じた。大規模ホテルの限界を見た。一方アパホテルは部屋は狭くても細かいところが行き届いている。
「アパバッグ」というデスク引き出しや浴室に何枚も用意されているビニール袋は、ネーミングはバカっぽいが、コインランドリーや大浴場、ランドリーサービス用に衣類を入れたり、ゴミ入れにもなった。すごく便利だった。
アパホテルの最新の洗濯機は洗剤がいらず、コード決済にも対応していて本当に役立った。
アパホテル〈巣鴨駅前〉は洗面所が壊れていたし、ビュッフェやスタッフの対応がいまいちだったが、僕的には今回東京で泊まったホテルの中では一番良かった。ビュッフェは嫌なら利用しなければいいし、スタッフには完璧な対応を求めるのも無理があるので仕方がない。便利で清潔感があるアパホテルが僕は好きになれた。
今回の旅行の僕のホテルランキングでは以下のようになる。
- アパホテル〈巣鴨駅前〉
- アパホテル&リゾート〈東京ベイ潮見〉
- 三井ガーデンホテル プラナ東京ベイ
さて、ポケモン好きの息子のために、今回は東京であれこれポケモンのお店を訪れた。ポケモンカフェでご飯を食べてその隣りのポケモンストアに行ったし、池袋の最大規模のポケモンストアにも行った。街のポケモンのガシャポンもやった。最後の日に東京駅のポケモンストアにも行った。たくさんお土産を買って息子は満足したことだと思う。
旅行中、息子は何度か夜に寝ながら笑っていた。そんなに楽しい夢を見ていたのかな。名古屋に帰る前日に行ったメイドカフェで、メイドさんに明日の予定を聞かれた息子が「日本に帰る」と言っていた。息子としては東京は日本じゃないようだ。
新橋の古い雑居ビルに入ってトイレに行ったが、そこはチップ制のトイレだった(ちゃんとお金を入れている人はいるのかな)。久しぶりに行った東京でも、古い東京も共存している。
人と話すのが苦手なので、旅行のときこそできるだけ知らない人に話しかけるようにしている。飲食店の会計時に「ごちそうさまでした」「おいしかったです」とか、「写真を撮りましょうか」とか。できれば外国人に話し掛けたかったが、今回は東京駅の前で写真を撮ってもらうために東アジア系の家族に話し掛けただけだった。「ごちそうさまでした」「おいしかったです」は本当においしいお店では自然と言えた。もっと名古屋でも人に話し掛けようか。
今回の旅行に備えて YouTube で東京のオススメスポットなどを見たりして勉強していた(イマドキの学習スタイルだ)。でも旅行中、ふと気付いた。僕が行く場所は外国人観光客が好む場所ばかりだということを。
どういうことかと言うと、僕はいつも家では英語の YouTube ばかり見ているから、外国人観光客が好むスポットばかり行くことになったというわけ。10 円パン、チームラボプラネッツ、ポケモンストア、東京タワーなど、どこも外国人率が高かったし、場合によっては日本人より外国人のほうが多かった。無意識で情報が偏っていたみたい。面白い発見だった。
旅行にはいつも Suunto の GPS 付きの腕時計をして GPS ログを取り、あとで Google Map に読み込んで旅行の軌跡を振り返って楽しんでいる。でも最近コンピューターの調子が悪く、Suunto の腕時計の同期ができなくなった。そこでメインで使っていない古い iPhone を GPS ロガーとして使った。「ルートヒストリー」というアプリを使い、フライトモードにしておけば 12 時間ぐらいであってもバッテリーが持つ。ちゃんと Google Map にも取り込めた。さらにその iPhone はメインの iPhone が壊れたり落とした際のバックアップにもなっていた。万が一 iPhone が使えなくなったら、旅行を継続するのが無理だからね。
5歳の息子との旅行なのでさすがに東京の通勤ラッシュの電車には乗れない。だから、そういう時間帯での移動になったらタクシーを利用した。流しのタクシーではなくすべて Uber タクシーを使った。名古屋でも Uber タクシーは一般的になったが、東京だと数分でやってくるからいい。
旅行時の息子の迷子対策として AirTag を活用することにしていた。
[子育て][旅行] 息子の迷子対策
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-11-05_how-to-find-my-son-when-he-is-lost/
息子は旅行中もずっと首からぶら下げていたし、迷子になったときに QR コードを大人に見せればいいことも理解していた。実際に音を鳴らして僕の iPhone と繋がっているんだよと教えて安心させてあげた。
実際は迷子にならず AirTag の出番はなかったが、ちゃんと機能することが分かった。スーツケースに付けていたもう一つの AirTag もちゃんとホテルに置いてあることを外出先からも確認できた。
名古屋に戻ってからも、疲れで何日もだるさが続き、しばらく昼寝の回数が多かった。それと1週間近く東京で列に並んでいる夢を毎日のように見た。
東京駅。
Amazon | スント(SUUNTO) RACE TITANIUM CHARCOAL GPS スポーツウォッチ アウトドア AMOLEDディスプレイ デジタルクラウン ロングバッテリー オフラインマップ | スント(SUUNTO) | ランニング用GPS・アクセサリ
https://amzn.to/41EMb0x