『正欲』の８回目を観てきた。前日に引き続き同作の鑑賞だ。

大学生女子が最初に電車で人とぶつかってコケるシーンでは、駅のホームに「目の前の人をよけるより大事なことって何ですか？」というポスターが貼ってあることに気付いた。これまでも何度も指摘してきたが、細かいところまで計算し尽くされている映画。

「なんなん、お前らできとん」という LINE メッセージを読んでかすかにニヤリとするガッキーがいい。そういう大事なメッセージをやり取りするとき、起き上がって正座しているのもかわいい。

回転寿司でデートに遭遇するシーン。逃げ出す直前に１口食べていることと、流れる寿司のパネルに合わせて口に運んでいるところがコミカル。

子ども時代の佐々木君と桐生さんを演じる俳優は２人とも微妙な表情がうまい。

大学のフェスの打ち上げに参加せずに帰る感じも普通じゃない人あるある。僕は無理して参加していたタイプ。行きたくなければ行かなくていいんだよ。

擬態して結婚生活を送っている２人は冷蔵庫も分けている徹底ぶり。

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伏見ミリオン座に行った。今回はネット予約の発券を番号入力ではなく QR コードにした。QR コードは予約確認のメールに書かれている URL にアクセスすると表示される。前回伏見ミリオン座に行った時も書いたようにタッチパネルの感度が悪いので、この QR コードによる発券がオススメだ。

参考：
移転後の伏見ミリオン座に行ってきた · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2023/2023-12-14b_new-fushimi-million-za/

朝の上映だったが、９時前だとシャッターが降りていて映画館に入れなかった。入口前にベンチがあるのでそこで待つこともできそうだ。

前回も同じスクリーン４だった。そのときは２列目でもキツかったが、今回は最前列。スクリーンが大きいのは良いことだけど、せっかく急なスタジアム形式の座席配置なんだからスクリーン位置をもう少し下げてほしい。急勾配ならスクリーン位置が少々下でも前の人の頭にかぶることがないからだ。最前列だと見上げるのが厳しかった。

前回、スクリーン４のスクリーン中央に白い点が５つほど見えると書いた。

移転後の伏見ミリオン座に行ってきた · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2023/2023-12-14b_new-fushimi-million-za/

図示するとこのような感じだ。

今回も見えたのでスタッフに来てみることにした。上映後スクリーン４付近にスタッフがいなかったので、１階の受付で聞いた。しかし「調べてみます」と言われたきりロビーで５分経っても戻ってこない。そもそも「こちらでお待ち下さい」などと案内されたわけでもないので本当に戻ってくるのかどうか分からない。そういうわけで無視してそのまま帰った。まあたいしたことではないので、良しとしよう。「知らない人（映画館のスタッフ）に話し掛ける」という自分なりのミッションはやり遂げたことは頑張った。

評価：5/5

鑑賞日：2024-1-2（火）9:20～11:40
映画館：伏見ミリオン座
スクリーン：ミリオン４
座席：指定席
料金：1900 円（オンライン予約）

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