9月に富山県にある「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」に行くと決めてから、藤子・F・不二雄コミックを読んでいる。

しかしこの夏の広島旅行でお金をたくさん使ったりして富山行きはやめることにした。悲しいです。

でもコミックはとりあえず読み続けている。今年度中に息子と藤子・F・不二雄ミュージアムに行こうと考えているからだ。

そして『オバケの Q 太郎』を読み終えた。小学館の〈てんとう虫コミックス〉で全 12 巻だ。

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今年1月ごろから読み始めたので8ヶ月かかっている。途中で語学を始めたり、YouTube を隙間時間にダラダラ見るようになったので、最近はコミックを読むのがものすごくスローペースになっていたのだ。しかし iPad mini を外出先での読書端末にしたことでやっと読み終えることができた。iPad mini を読書端末にすることの魅力についてはまた改めて書きたいが、コンパクトだがコミックも読みやすいし、立って読めるギリギリのサイズだし、外出先の読書端末としては最高だと気付いた。

実は僕は続編の『新オバケの Q 太郎』を先に読んでいる。「ドラえもんだけじゃないシール」キャンペーンのときに買ったからだ。でもやはり最初から読むほうが設定がちゃんと理解できるし楽しめる。

[コミック]『新オバケの Q 太郎』読了 · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/09/14/shin-obakeno-qtaro/

『オバケの Q 太郎』は最初は、ただのぼんやりしているだけだし、友だちもみんな鈍臭い感じだし魅力を感じていなかった。

でもだんだん好きになるんです。お兄さんキャラのドラえもんと弟キャラのコロ助の中間のような存在で、しっかり者だけど、ボケも多いといった感じ。

他の藤子・F・不二雄作品と違って常連キャラがどんどん増えていく。オバケだけでも新キャラが増えていくしね。

Q ちゃんは犬が出てくると泡を吹いて失神する。極端なギャグが楽しい。

ドロンパはアメリカ育ちなのに名前が一番日本人っぽいところが面白い。

500 円札が出てくるところが時代を感じる。1964 年から連載が始まったようだから、かなり昔だ。

アニメは再放送でも見たことがないと思う。アニメの声を知らないので勝手にドラえもんの声をあてて読んでいた(今のドラえもんではなく、オリジナルのドラえもんの声のほうだ)。

そしてアニメも入手して観始めたが、これがすごく面白い。そして『キテレツ大百科』を「こわい」と言って観てくれない息子が、本作は一生懸命観ている。ギャグの切れ味がすごくいい。毎回大爆笑してしまう。『キテレツ大百科』と違って『オバケの Q 太郎』は年齢層が低めに設定されているし、犬がこわいとか、大食いとか、シンプルすぎる設定が逆にストレートに楽しめるんだろう。昔のアニメにありがちな女の子の裸やパンチラもときどきある。

アニメ版はキテレツ大百科以上に話数が多いので、しばらく息子と一緒に楽しめそうだ。息子は全話観ているが、僕は時々一緒に観ているだけだが。

先に読んだ『新オバケの Q 太郎』の内容は忘れたのでまた読み返したい。