南アジア言語レッスン(7回目)
きのうは7回目の南アジア言語のレッスンを受けてきた。2週間ぶりだ。
毎週受けているレッスンを先週休んだのは、メンタル的に調子が悪いときだったからだ。ストレスが溜まっていたり、広島から来た母に名古屋の案内をしたり、パソコンが壊れてそれで何日か時間を食ったり、落ち着いて自分のことができない状態だった。
さらに語学レッスンも少し嫌になってきていた。僕が一方的に感じているだけだろうが、先生との関係が微妙な気がすることが関係している。前回も書いた通り、先生の英語はぶっきらぼうな感じがしてちょっと傷付くことがあるし、先生のカオスなメモ書きに苛立ちを感じていた。
参考:
南アジア言語レッスン(6回目) · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-06-24_south-asian-language-lesson-6/
そういうわけで、先週はレッスンを休むことにした。体調が良くないと先生に伝えたが、行こうと思えば行けたので、半分仮病のようなものだ。
語学は継続が大事だ。毎日少しずつでも続けることが上達の鍵となる。しかし、あえて1週間全く勉強をしなかった。とはいっても実は数分間だけ隙間時間にフラッシュカードでの暗記をしてしまった。つい習慣で・・・。まあ、いい習慣だからいいんだけど。
その後1週間して語学を再開してみると・・・、勉強が楽しい! 学習中の言語は超絶難しいが、でも楽しい。知的好奇心が湧く一番いい状態である。そしてどんなに難しくても、少しずつだが理解でき、使えるようになってきている。上達を実感できることをやっているとメンタル的にもいい。以前も書いたが、フラッシュカードでの暗記はストレス解消になるし。1週間サボってみて、改めて語学の楽しさが確認できたのは良かった。
参考:
南アジア言語レッスン(5回目) · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-06-17_south-asian-language-lesson-5/
やはり private teacher を持つことは大事だ。自分一人で勉強していると、ちょっとでもやる気を失ったらそのまま勉強をやめていただろうから。チャレンジングな勉強では特にピアプレッシャーが必要だ。
前回レッスン後に新しく始めた勉強法がある。それはオーディオレコーダーに覚えたいことを吹き込むことだ。普段は暗記にフラッシュカードを使っているが、録音なら家事をしながらでも聞ける。時間がなくても毎日勉強できる。僕は nPlayer という iPad アプリを愛用しているが、nPlayer ならランダム再生や再生速度の変更もできる。
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IC レコーダーによる暗記の活用法として、問題を言って数秒あけて答えを言うようにすると良いという考えがあるが、僕はあえて即答えを言っている。レスポンス速度を上げたいので、問題を言っている途中で答えが思いつくレベルにしたいからだ。
まだこの録音を活用した暗記は始めたばかりだが、フラッシュカード同様、記憶の強化に効果があることを実感している。
さて、きのうのレッスンは十分勉強をできずに行った。まだあまり調子が良くないので、勉強をモリモリできたわけではないし、ストレス解消と称して映画館に行ったりして時間がなかった。こういうときに限って先生が「テストをするよ」と事前に連絡してきていた。
勉強が不十分だから先生をガッカリさせるかもしれないと、憂鬱な気分でレッスンに向かったが、結果的に久しぶりに楽しいレッスンを受けれた。いつもはレッスン後に、難しさのあまり悲しい気分で帰宅していたんだが、今回はそんなこともなかった。笑顔を心掛けたことが関係しているのかもしれない。英語もうまくしゃべれた気がする。テンションが上って、帰りにバーガーキングに寄ってしまったぐらいだ。
先生が用意したテストは単なる過去のレッスンの復習ではなく、僕がまだ十分にマスターできていない writing のテストだった。あまりできたわけではないが、参考書のどこを参照すれば正しく書けるかを理解していることを褒めてくれた。
その後も、今回は書き取りを中心にやった。いつもなら英語表記(transliteration)を併記してくれるのに、今回は先生はあまり書いてくれない。これも訓練のつもりなんだろう。学習中の言語は英語表記によって発音が分かる。発音確認の作業が必要になるので、これからやる復習が大変だ・・・。
最初到底理解できなかった文字もだんだん読め、書けるようになってきた。文字が難しい言語だが、逆にこれがスラスラ書けるようになったらかっこいいだろうなと夢を見ている。
テストをしようと企画してくれたり、ちゃんと授業内容を考えてくれるところが今の先生のいいところだ。前受けていたイギリス人の先生は全然主体的にやってくれなかった。ある意味「泣く子も黙るイギリス英語だぞ」という傲慢さがあった。「お前ら日本人は、我々イギリス人のの英語をありがたがって聞くんだろ」的なものを感じる。考えすぎかもしれないし、アマチュア教師にそこまで求める僕が間違っているのかもしれないが。
前回書いた通り、先生は体系的にメモを書いてくれない。ノートやプリントにあちこちメモしてしまう。
南アジア言語レッスン(6回目) · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/post/2024/2024-06-24_south-asian-language-lesson-6/
最近僕は勉強でマインドマップを活用しているが、ひょっとしてイギリスでマインドマップが生まれたのは、彼ら(=日本人以外の外国人)の「あちこち飛ぶ」思考ゆえかもしれないと思うようになった。
マインドマップは「綺麗に描けるツール」のように思われているが、絵を描くのが上手な人のイラストに惑わされてはいけない。内容的には全然整理されていない。マインドマップは上位概念/下位概念や因果関係といった論理構造の表現が難しい。思い付いた連想を繋げていくだけだから。だからマインドマップは他人が見ても分からない。本人しか分からない。マインドマップは日本人には合わないと思う。日本人はもっと整然と整理されたものが好きだと思うから。
今の語学の先生が思い付いたことをあちこち書く点でマインドマップ的とも言える。いや、マインドマップなら枝ごとに分類されているからマシだ。先生は本当にあちこち書くだけだから・・・。
今回のレッスンで、「もうちょっと整理して分かりやすく書いてもらえますか」と指摘しようと思っていたが、意外と分かりやすく書いてくれたので言う機会がなかった。
話を戻そう。先生はレッスンを「週に1時間では足りない」と最初の頃からずっと言っていた。レッスン時間を増やすべきだと。今回もその話になったが、先生は今は平日でも時間が取れるという(これまでは週末しかできないと言っていた)。1日2時間やるといっぱいいっぱいになるし、集中力が続かないが、今後週2回、1時間ずつやることになりそう。現在はあまり僕の調子が良くないが、近いうちにその方式に変える予定だ。
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