[読書メモ][Kindle]『イスラム飲酒紀行』(高野秀行)
- 読書
- 2024/05/02 Thu 04:28
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自国を批判的に見るのはインテリの証だ。
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赤ん坊がぐずったらミルクを、女の子がぐずったらお菓子を与えればいいように、私がぐずったら酒を飲ませるべしと彼は理解したようだ。
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それが何の施設なのかなるべくわかりにくくするというのがセキュリティの一つなのだ。
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世間の評判というのを信じていない。悪評が高い場所ほど、イメージと現実にギャップがあるのをさんざん見ている。きっと、イランもただ怖い国ではないはずだ。その生の姿を見たいと思っていた。
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イランの文化に生で触れている感じがした。
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イランの核心部に触れたと思ったときである。
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会話の途中では無視し、最後に真意を確かめるのがイラン式らしい。
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私と同様に「休肝日」とか「γ‐GTP」という単語を聞くと意識を失ったふりをする。
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中国人の定義とは中国語が多少なりとも話せることだ
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私が本当にやりたかったのは一番ふつうのこと、つまり「現地の人たちとわいわいがやがや飲む」ということだったのだ。
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イスラム圏では、たとえ飲酒を法的に禁止していない国でも、「酒は不特定多数の人々が見ている公共の場では控えるべき」という不文律が存在する。
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参りましたというほかない。
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酒の話になると反射的に食いつくように、誰か現地の人に会うと、反射的に片言の現地語で話しかけないではいられない。私は酒と同じくらい言語も好きなのだ。
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ミャンマーでは、家に客を招待すると、一緒に食事をせず給仕に徹するというのが伝統的な作法なのである。
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