[語学][暗記] フラッシュカード 2024
- File maker , 語学
- 2024/02/18 Sun 04:07
今年の目標は語学をマスターすることである。
語学に必要な語彙力を鍛えるにはやはり王道の<フラッシュカード>、つまり単語カードを使うのが良い。クイズ形式の勉強は一番記憶に残りやすいからだ。
フラッシュカードによる勉強はこれまでやっていた。僕は海外でも使われている 3x5 インチの index cards(日本では「情報カード」と呼ばれる)を使うフラッシュカードが好きなので、それを使っていた。
だけど続かない。
特に語学のフラッシュカードはどんどん枚数が増えていく。すると置く場所や暗記周期のマネージメントが大変になってくる。物理カード故に手元にないときは勉強できない。勉強場所が限定されるので隙間時間を活用できない。フラッシュカードこそ隙間時間を活用すべき勉強法なのに。
カードはちょくちょく作ってきたし、たまに一気にたくさんカードを書いたりしてきた。でも暗記はしないから、カードだけが山のように溜まっていく。そういうわけで、一昨年にすべてのカードをスキャンして電子化した。
[断捨離] 情報カードをやめた · 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2022/12/09/throwing-away-index-cards/
当然だけど、スキャンしてしまうと、それこそ本当に勉強しなくなる。
そこで「今年は語学をやるぞ」という勢いで、スキャンしたカードを再印刷して暗記することにした。やはり物理カードがいいんじゃないかと思って。
一旦スキャンしたカードを印刷するには大きめの用紙がいい。大きいと余白に書き込みができる。思い切って A5 用紙に印刷することにして用紙を買った。
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さーて印刷するぞと思ったら、自宅のプリンターは両面印刷に対応している用紙サイズが、A4/B5/ハガキ/US Letter のみだと分かった。買った A5 用紙は別のことに使います・・・。
改めてハガキサイズの印刷用紙を買った。本物のハガキのような厚紙ではなく、安い印刷用紙にした。
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参考:
情報カードには「はがき」を使うのがいいと思う | digi-log
https://digi-log.blogspot.com/2008/10/blog-post_2290.html
両面印刷ができる用紙を用意したとだし、FileMaker を使っていい感じのレイアウトで印刷できる自作アプリを作った。
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しかしある程度印刷して気付いた。印刷用紙はペラペラすぎてめくりにくいのだ。これは勉強に余計なストレスが生じてしまう。
それとハガキサイズであっても、印刷したら手書きカードの文字が読みにくくなることにも気付いた。
ここまでやって物理カードによる暗記は諦めることにした。
結局今の時代、アプリを使ったデジタル暗記が一番である。アナログカードで暗記することの魅力はあるが、やはり冒頭にも書いた膨大なカードの管理やスキャンしたカードの再利用が難しいことを考えると、デジタルに統一してしまったほうが楽だ。
幸い自作の暗記アプリはすでに作っている。暗記周期の管理もちゃんとプログラムしている。画像の取り込みも可能なので、何千枚もあるスキャン画像も簡単に取り込める。印刷する場合と違ってスキャン画像の文字もちゃんと読める。
なかには見るだけで暗記する look only のカードもある。裏側に何も書かないカードのことだ。アプリはそういうカードにも対応している。
手書きカードの追加は今のところ一旦紙に書いてスキャンするか写真に撮るかをしなければいけない。iPad で Apple Pencil を使って手書きカードを書く仕組みも今後考えたい。語学なので発音記号を書きたいし、図や絵などを描きたいこともよくあるからだ。
アプリは iPad での暗記を想定してデザインした。アプリは自宅サーバーで動かしているが、外出先からも使えるようにしている。外出時の勉強用に iPhone 用のレイアウトを余裕があればまた作りたい。現在の iPad 用のレイアウトでも暗記できなくはないが文字が小さかったりする。
現在 3200 枚ほどのカードを登録している。英語には日常的に触れているので、知らない単語が出てくるたびに登録している。調子が出てきたら単語帳などを一気に登録してもいい。
暗記はまずは習慣化することが大事だ。なので最初は1日5分やることから始めることにした。
市販の有名な「Anki」のようなアプリもあるが、やはり僕は自作にこだわりたい。かゆいところに手が届くように自由にカスタマイズできる。例えば僕はカードの内容を Slack に毎日投稿することをやっている。それと自作ゆえに一番愛着が湧く。
Anki - powerful, intelligent flashcards
https://apps.ankiweb.net/
このようなスタイルなら、カードの追加も暗記作業もカードの管理も手間がかからないし、おそらく一番効率的に勉強できるだろう。
またブログで進捗状況を報告する予定だ。