[Mac] Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする(5)
Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする方法について書いてきた。
[Mac] Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする(1) – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/05/26/zoom-custom-avatar/
[Mac] Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする(2) – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/05/27/zoom-custom-avatar-2/
[Mac] Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする(3) – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/05/28/zoom-custom-avatar-3/
[Mac] Zoom でオリジナルのアニメーションをアバターにする(4) – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/05/29/zoom-custom-avatar-4/
その続き。
パペットができあがったので、いよいよ Zoom に表示させる。
Adobe Character Animator においては、「環境設定>外部出力>Mercury Transmit および Syphon を有効化」にチェックを入れ、「アプリケーションがバックグラウンドの場合に Mercury Transmit 出力を無効化」にチェックが入っていないことを確認した上で、OK をクリックする。[動画]タブをクリックして、パペットが動いている状態にする。
そして CamTwist というアプリケーションをインストールする。
CamTwist
http://camtwiststudio.com/
CamTwist を起動したら、「CamTwist>Preferences>General>Video Size」を「720×480」あたりに設定する。デフォルトで「320×240」になっていたが、それだと出力される映像がかなり荒くなったからだ。
CamTwist のメイン画面で「Video Sources」で Syphon をダブルクリックする。すると、Settings に Syphon Server という項目ができるので「Adobe Character Animator」を選択する。
Zoom の登録とインストールを済ませる。
Zoomミーティング – Zoom
https://zoom.us/jp-jp/meetings.html
Zoom アプリを起動し、「zoom.us メニュー>Preferences>Virtual Background」でバーチャル背景をオフにしておく。
続けて「zoom.us メニュー>Preferences>Video>Camera」で CamTwist を選択するんだけど、私の環境では CamTwist がメニューに表示されていなかった。その場合は Zoom を一旦終了し、ターミナルで以下のコマンドを実行する。
$ codesign --remove-signature /Applications/zoom.us.app/
Zoom を最初にインストールした際にセキュリティーの確認画面が再度表示されるのですべて許可する。
この上で再度「zoom.us メニュー>Preferences>Video>Camera」を見ると CamTwist が選択できるようになっているはずだ。メニューには CamTwist と CamTwist (2VUY) の2つが表示されるが、CamTwist (2VUY) を選択する(もう一方では音が音声が取り込まれなかった)。
参考:
Mac 版 OBSでZoomやMicrosoft Teams、Google Meetにバーチャルカメラを利用する方法 | 技術的な何か。
https://level69.net/archives/27119
これで Zoom でアバターが使えるようになった!
そして、Google Meet でもアバターが使えたが、なぜか左右が反転する。これの直し方はよく分からなかった。
参考:
Adobe Character AnimatorのキャラクターをZoomで使えるようにする。
https://montblan9.net/archives/3678
How to be a Cartoon in a Webcam Application on macOS using Adobe Character Animator – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HS-atvYeZcU