サラリーマンをやめて7年になる。現在は家事をしつつ、文筆業等をしている。

ワイフとはサラリーマン時代の職場で知り合った。ワイフは現在もその職場で働いている。だから、僕は現在も当時の職場と緩いコネクションがあるわけだ。

ワイフが職場のトップから、僕に年末アルバイトをしに来ないかと言われたそうだ。ちょうど元職場に関する本を書いたので、ひょっとしたらそれがバレたのかもしれない(バレても問題ないが)。

実は以前も一度契約職員として再び働かないかと言われたことがあったが、断っている。

僕はサラリーマン時代にハラスメント(要するにいじめだ)を受けていた。人生で最も尊厳を傷付けられていた時期である。二度と元職場、あるいはサラリーマン自体に戻ろうとは思っていなかった。

サラリーマンを含め、時間給で働くということは自分の命を会社に差し出している。あなたに価値があるから給料がもらえているわけではない。その証拠に、仕事をさぼっても給料は変わらない。それは、命を切り売りしていることであり、命を切り売りするような仕事は奴隷がすることだ。僕は付加価値で収入を得たいのだ。

元職場のトップは、新しい人を雇う人より、僕のような職場の勝手を知っている人を雇うほうがやりやすいと考えているようだ。しかしそれでは組織は発展しない。新しい人に仕事を覚えさせることで職場が良くなっていく。その機会を捨てようとしているのだ。

悲しいのは、ワイフはこのような僕の考えを共有していないことだ。安易に、外で働けばいいと思っている。

元職場で再び働かないぞと決めてはいたが、今回は少し考えている。収入のためではない。冷やかしに行くだけだ。

そして以下のような条件を提示することにした。

・週4日間まで。
・午前中のみ。
・私服出勤可。
・個室で仕事(COVID 対策のため)。

これでどうだ。これで OK してくれるのなら働いてやってもいいぞ。

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