[読書メモ]『シュタイナーコレクション1 子どもの教育』

p24
自分に対して、「私」と言うことのできる存在は、それ自身が一個の世界なのである。

p53
一歳児と話をするときには、二歳児を相手にしているときのように話す。そして二歳児に対しては、その子が六歳児であるかのように話す。というのは、成長の度合いは年齢と逆比例して減少していくからである。

p117
子どもたちは、自分たちが敬愛の念で見上げる先生から、何か特別のことを学びたいと思っています。

p119
大切なのは、美的な関わり方、つまり想像力を働かせることなのです。

p123
実際、先生がいつも偉いわけではありません。

p154
あるものが存在するとき、その存在する根拠が明らかになりませんと、その存在の目的も明らかになりません。

p160
「ゼロ歳から七歳までの子どもは、模倣衝動で生きている」という観点です。子どもは、幼ければ幼いほど、ひたすら模倣しようとしています。言い換えると、ひたすら感覚的に生きようとしているのです。

pp160-161
おとなでしたら批判力がありますから、外から来る印象の中で自分にとってプラスになる印象とマイナスになる印象を的確に選り分けて、マイナスになる印象は自分の中に入ってこないようにすることができます。けれどもそのようなおとなでさえも、たとえば、催眠術師に何かを言われますと、そういう一種の防御装置が働かなくなって簡単に眠り込み、言われる通りにしてしまいます。つまり外から響いてくる言葉が、その人の肉体にまで影響してしまうわけです。/ゼロ歳から七歳までの子どもは、いわば催眠術の被術者の状態で外に向かっていると言えます。ですから親や先生が自分の主観的な感情で何かきついことを言ったり、自分のやりきれない感情を子どもにぶつけたりすると、その子は、外には現れなくても、ちょうど催眠術をかけられたように、魂の奥底から肉体の隅々にまでその影響を受けてしまうのです。

p162
シュタイナー幼稚園は、徹頭徹尾幼児の模倣衝動に応えるような保育を行っています。

p166
シュタイナーの中で特に私に興味があるのは、神秘学者としてのシュタイナーです。オカルティストとしてのシュタイナーは、二十世紀の文明や文化の抱えている矛盾、困窮、あるいはその没落に対して、まったく新しい、ラディカルな観点から、可能な道を示してくれました。

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