子育ての質問に答えてみる
- 子育て
- 2021/11/28 Sun 06:10
昨日はオンラインの保護者会に参加したことを書いた。
[子育て] オンライン保護者会・子育て講座に参加した【2021年11月】 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2021/11/27/meeting-of-daycare-centre-on-zoom-202111/
保護者会では事前アンケートで子育てに関する質問を書いていた。そして質問のプールからよくある質問について、各人が好きなものを選んでその人なりの答えを発表するコーナーがあった。
私もちゃんと答えを用意していたんだけど、昨日の投稿で書いたとおり、子どもに気を取られて発表することができなかった。
なのでせっかく考えた答えをここにメモしておくことにした。なお、どれか一つを選んで発表すればよかったが、私はすべてについて回答を考えていた。
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(1)子育て中のリフレッシュ、気分転換方法
「気分転換しちゃくちゃいけない」と思うとますます気分転換から遠ざかる。
気分転換を求めてあれこれするのは、“気分転換ジャンキー” になるだけ。
子育ての気分転換がしたいっていうのはオブラートに包んだ言い方であって、子育てでストレスを抱えているということのはず。なぜ気分転換が必要な状態になっているのかをしっかり考えるべき。
例えば毎日日記を書いたりして、自分が何にどう感じたかを振り返る習慣をつければ原因や解決策が見えてくる。
(2)「これだけは守ってほしい決まり」はあるか
決まりを作るべきと考えているなら、決まりをわざわざ作らなくていい。
決まりが多すぎてどれが重要な決まりか分からないなら、まずは子育てのゴール設定をして、それに向かう決まりに厳選すればいい。
(3)子どもに野菜を食べさせる工夫
「野菜を絶対食べさせなければいけない」というのは、栄養に渇望していた時代の発想。そういうことを言うのはじいさんばあさん世代だし、それを受け入れてはいけない。育児ほど up to date な知識と思考が必要なことはないのに、育児ほど親世代が威張ってアドバイスしてくる。親は昭和の知識と発想でできている。
現在は栄養過多の時代なので、いかに体に悪いものを食べさせないかという、プラスではなくマイナスで食生活を考えるべき。
人々は物事に渇望しなくなり、渇望の時代は終わった。だから依存症ビジネスがはやっている。食事も同じ。中毒性のあるものを食べさせていないかを見直して、余計なものを抜いていけば本当に体にいいものを進んで食べるようになる。
人々が渇望しなくなったのはスマートフォンの普及も関係しているかもしれない。情報空間が広がって、物理空間に関係なくさまざまな欲望を満たせるようになったからだ。
依存症ビジネスが蔓延しているせいで、歯止めが効かないもので溢れている。問題は、大人だけでなく、子どもも巻き込まれていいること。そこからいかに距離を置くかを考えないといけない。
(4)笑顔で過ごせるように心がけていること
笑顔は自然と出てくるものなので、「笑顔にしなくちゃいけない」と思うと作り笑顔になる。作り笑顔ほど心をむしばむものはない。
笑顔ができなくなている生活の原因を考えよ。1同様、日記を書いたりして自分の中の内面の理由を考えることから始めればいい。
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人に聞くようなことじゃないことを聞く人が多いような。
子育ては昔からの規範のようなものが今の世代の子育てを縛っている。なぜそれが必要かをちゃんと考え、前提条件を疑うとこれまで言われていることであっても意外と不必要だと分かることもある。
考えた結果、解決策が見えなくても、原因が分かるだけでもモヤモヤする状態から開放されるはず。