[読書メモ]『保育園に通えない子どもたち』(可知悠子)

p14
子育てはたとえ幸せに満ち溢れていても、大変なのがデフォルトです。

p47
貧困の世代間連鎖

p59
社会的に不利な家庭では、保育園に通うことで、母親の子育てストレスやしつけの仕方が大きく改善し、子どもの多動性・攻撃性も大きく減少するという知見が得られたためです[…]。

p137
原則として、行政サービスは、住民が窓口に申請に来ることを待ち、申請したのちに支援がはじまる「申請主義」の立場を取っています。

p187
昔はみんなで一緒に同じことをさせるのが幼児教育だと思われていたんですが、現在は、工業社会に最適化させるような教育は古い、と考えられています。そうではなくて内発的に自分のテーマを自分で見つけて、そして自分で解決していく、というような学びの在り方というのが、これからのAI時代を生きる子どもたちに必要なものだといわれています。

p192
義務教育中に、子どもを家庭で教育したいという人を基本的に日本は認めていないですよね。

p195
今、実は幼稚園の教育要領と、保育所の保育指針ってほとんど違いがなくなってきているんです。保育所も十分教育機関なのです。

p196
質を見ていく、質をフィードバックするような仕組みが重要だし必要だなと思います。

【誤植】
p193
ですので、こどもの最善を
–> 字下げされていない。

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