レア・セドゥ版『美女と野獣』を観た流れで久しぶりに『アデル、ブルーは熱い色』を観返してみた。公開当時映画館で2回観ていているが、9年ぶりだ。

Amazon プライムビデオの観放題対象作品で観た。

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こんなにすごい映画だったとは。

ぐっと引き込まれる。不思議な魅力がある。わーっていう気持ちになる。

ドキュメンタリーっぽい。3時間の映画で時間をかけて恋愛の始まりから終わりまでを丁寧に描いている。自分が恋愛をしている気分になる。主人公に完全に感情移入してしまう。

「クレープ食べる?」と言っていたり、女友だちの感じだとかリアルすぎて吹き出してしまう。泣いているときにお菓子をモグモグする感じも「あるある」だ。

アデルは安心が欲しいだけ。僕も同じだから分かる。不器用でぎこちないところに感情移入する。

主導権が相手側にある恋愛はつらいよね。振り回されるし、アデルはどうしていいか分からず、ガッツいちゃって引かれる。

アデルが口を半開きなのが幼い感じだけど、ネットで画像を検索してみると、あの人はもともとそういう癖みたい。

日本人的には、同じ家に親がいるときにセックスはできないよね・・・。前後にシャワーを浴びたいし・・・。

昔からレア・セドゥさんは冷たい目つきが苦手だった。やっぱり僕には恋人にするには難しいタイプの女性だな。

芝生の上でゴロンとしてみたくなった。ずっとそういうことをしていなかった。それと、ボロネーゼが食べたくなった。

フランスでは小学校1年生ぐらいからもう筆記体で書くんだろうか。

最後は切ないような、余韻が残る終わり方だった。

「旅は心の解放だ。」いいセリフが最後にあった。

一度観たら何日間かその映画のことをずっと考えてしまうタイプの映画。

フランスに魅力を感じるようになった。ちょうど語学を始めたい気分が続いているときなので、フランス語を勉強したくなった。

字幕がない箇所が何度かあった。字幕翻訳において、訳し抜けはタブーとされている。観ている人に「あれ?」と思われるから。わざとそうしているんだろうか、あるいは翻訳がいい加減なんだろうか。

海外版ブルーレイを買っていたんだけど、どこにやったっけ?

評価:5/5

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