育児に医療用手袋が欠かせないが、COVID-19 による需要増加でいい手袋の入手が難しくなったと書いた。

[子育て] 医療用手袋ベスト3 – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/11/05/my-ranking-of-medical-gloves/

その後も、価格面および品質でも妥協できる、スギ薬局の使い切りビニール手袋を使い続け、現在に至っている。

ところが最近良さそうな商品を見つけた。大晶株式会社のニトリル手袋である。値段は 1390 円(2021/09/29 時点)なので、スギ薬局の 1408 円とほぼ同じだ。

これは私がベストだと思っているショーワグローブ株式会社の「ニトリスト・フィット M サイズ」とよく似ている。

早速買ってみた。M サイズ 100 枚入り、パウダーフリーだ。

素材は、スギ薬局はポリ塩化ビニルだが、大晶株式会社はショーワグローブと同じくニトリルゴム。色はショーワグローブより青が濃い。

ちょっとしたことだが、箱の中の手袋の向きがそろっており、手首部分を持って取り出しができるようになっている。自分の手が汚れていたとしても、取り出し時に手袋の指先を汚さないというわけだ。こういう細かい工夫は好き。

実際に何度か育児や家事で使ってみたが、なかなか使い心地がいい。スギ薬局の手袋は破れやすかったが、これは破れにくい。

それと重要なことにも気付いた。実はスギ薬局の手袋は食品衛生法適合商品ではないのだ。つまり、食品の扱いには使わないほうがいい。今まで子どもの口にするものをスギ薬局の手袋で使っていたよ・・・。自分の食事でも、手が汚れる食べ物ではこの手袋をつけて食べていたよ・・・。

一方、ショーワグローブや大晶株式会社の手袋はちゃんと食品衛生法適合商品である。口にするものを扱うこともできるので安心して使える。

唯一の欠点は、やや表面がザラザラしているように感じることだ。子どもには塗り薬を毎日塗っているが、この手袋だとあまりスムーズに塗れない。そこが多少気になる。ショーワグローブのだとなめらかだ。

よし、今後はこれでいこう。ネットで買えるので、わざわざスギ薬局に定期的に通わずに済む。

生産地がマレーシアとなっている。COVID-19 の影響でアジアの工場が止まったり、コンテナ輸送のような物流が止まったり、今後は価格上昇だけでなく入手も困難になりそう。ストックしておいても腐るわけではないので、今のうちに買いだめしておくことにした。

一番のお気に入りだったニトリスト・タッチは、一時期 2000 円以上したり入手ができなくなったりしていた。Amazon でも転売業者らしきが高額で販売していたりした。ホームセンターにも在庫が戻ってきたが、まだ値段が高い。

でも今商品ページを見てみると、転売業者ではなく Amazon が販売するようになっているし、値段も 1630 円(2021/09/29 時点)になっている(かつての 980 円と比べると高いが)。在庫もあるようだし、大晶株式会社の手袋の入手が難しくなったらニトリスト・タッチを買ってもいいかも。

商品の写真はこちら。
https://dokushonary.material.jp/pics/#16324602613265