私は特に学生時代は勉強法関係の本をたくさん読んでいた時期がある。基本的に勉強が好きなので、勉強法のヒントを知りたいからだ。

最近、メンタリスト Daigo さんの『超効率勉強法』を読んだ。

なかなか有益な勉強法がまとめてあった。受験生時代、学生時代の私に読ませてあげたかった。

たしかにさまざまな勉強法のテクニックはあるだろう。でも私が現在行き着いた、最強の勉強法は、<対象に興味を持ち、明確な目標を持つ>ことだ。

まず興味のないことを覚えたり学んだりできません。当たり前のことのようだけど、興味を持たずに勉強しようとして無駄なことをしている人は多いのではなかろうか。

興味があると同時に、<明確な目標>も必要だ。単に好きなだけで漫然と勉強しても続かない。

要するに、目的を持って好きなことをやればあなたの能力はぐっと伸びる。

このことは過去の私に言ってやりたい。それに早く気付いていれば、無駄なことをしなかったはずだからだ。

医学部受験のための受験勉強なんて父親に強制されてやっていた。特にやりたいこともないし、言われるがままにやっていたナイーブな当時の私は、自発的な意欲も、医学部に入って何をしたいかといったことも、何もなかった。当然受験はうまくいかない。結局2浪をして医学部に入れなかった。

運転免許も同様だ。大学生の頃、特に運転免許を必要だとは思っていなかったが、親に言われてなんとなく教習所に通ったが、別に楽しくもない。最後の試験はたしか3回ぐらい落ちてやっと合格した。

なお、運転免許に関しては数年前に自主返納している。車の運転は嫌いなんだよ。

自動車免許証の自主返納手続きをした – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2017/09/22/giving-up-driving-licence/

受験勉強も車の免許の勉強も、興味も目的もなかったからうまくできなかった。

これらは、<人に言われたからやる>という一番ダメなパターンだった。私は強制されたことは徹底的にやりたくない人なのだ。サラリーマンを辞めたのも、結局人に指図されるのが嫌という側面も大いにあったと思う。

話を戻そう。勉強効率を最大化するには、興味のある対象を目的を持ってやることだ。今の私はそうやってコンピューター関連の知識を増やしたり、シャーロック・ホームズやルービックキューブ等の趣味分野でもスキルや知識をグイグイ伸ばしている。このエネルギーを 10 代の頃から正しい方向に使えていたらと思うと悔いてならない。

自分の子どもは正しく導いてやりたい。