インターネットを使う限り、オンラインのアカウントはどんどん増えていく。不要なアカウントはなるべく削除するようにはしているけれど、キープしておきたいものは多い。

頻繁にログイン作業が必要なサイトでのアカウント名・パスワードの入力の手間を省くため、パスワード・マネージャーを使っている。以前は LastPass を使っていたが、最近無料ユーザーの利用制限がされるようになったので、BItWarden に移行した。

#1 Password Manager & Vault App, Enterprise SSO & MFA | LastPass
https://www.lastpass.com/

Bitwarden Open Source Password Manager | Bitwarden
https://bitwarden.com/

しかしそういうパスワード・マネージャーというのは自分のニーズに合わせてカスタマイズができない。パスワード・マネージャーのみに頼って管理するのも心もとない。

そういうわけで、私はカード型データベースを使い、自分で使いやすいパスワード・マネージャーを自作している。パスワード・マネージャーとして使っているのが FileMaker なのだ。

FileMaker なら自由に項目を作って分類や管理をしやすくできる。スクリプトでいろいろな制御もできる。

FileMaker はいろいろなアプリケーションを自作して生活のさまざまなことに活用している。確定申告の作業も FileMaker なしではスムーズにできなかった。しかし、もともと FileMaker はパスワード管理のために使い始めた。

厳密には最初から FileMaker を使い始めたのではなく、さまざまなカード型データベースを試した上で最終的に FileMaker に行き着いた。FileMaker の前は Bento という Mac アプリケーションを使っていたが、開発が停止して最新 OS では使えなくなったから、やむなく FileMaker を使い始めることにした。

というわけで、厳密なパスワード管理には FileMaker を使い、頻繁にアクセスするサイトに関してはブラウザのパスワード・マネージャーを使っている。たまに参照するパスワードだけ FileMaker を開いて調べているわけだ。

管理しているアカウントは現時点で 330 近くある。