私は Amazon 出品サービスやメルカリで物を売っている。自分が使った不用品を売っているから、わざわざ販売のために仕入れる「せどり」とは違う。

よく高額転売を批判する人がいるけれど、私は別に悪いことではないと思う。需要があるから値段を上げるのは商売では普通のことだ。文句を言う人は買わなければいいだけのこと。買わないくせに文句を言うのは何なんだ。

でも私は、最初から転売をする目的で物を買ったり、せどりをするようなことはしない。なぜなら、転売やせどりは価値を生まないから。転売やせどりをすることで自分の価値は高まらない。多少のお金が入ったとしても、所詮は「下請け」である。下請けで得られる収入は知れている。

その意味でも転売のために大量購入する人がいるのは迷惑だ。マニアなら複数所持することは普通なので、コレクション目的なら別だけど、転売目的の人のせいで本当のファンが買えなくなるのは迷惑だ。この前買ったキテレツ大百科のアナログレコードもそうだ。

[レビュー][キテレツ大百科]「はじめてのチュウ」のアナログレコード – 読書ナリ
https://dokusho.nary.cc/2020/11/16/vinyl-record-of-kiteretsu-daihyakka/

では Amazon 出品サービスやメルカリでの販売は価値を生んでいるのかどうかと言うと、まあ微妙なところではある。自分が持っている物の中に価値があり、他の人の役に立っていると思えば多少の価値はあるんだろうけど、所詮は「多少」である。少なくとも Amazon 出品サービスやメルカリは熱心にやるようなことではないな。