私は 2004 年から 2005 年にかけてイギリスに留学をしていた。

当時から文房具が好きだったので、日本では見たことがないような文房具を買ったりして楽しんでいた。その一つが、dormy というイギリスのスタンプ会社のインク内蔵スタンプである。

ざっとググった限り、dormy は現在 trodat という会社グループに入っているようだ。

参考:
dormy ドーミー 3in1 オフィスワードスタンプ – おしゃれで 珍しい文房具 海外 輸入文具 通販 フライハイト ステーショナリー
https://freiheit-web.com/?pid=20824129

Trodat Stamps – Trodat is world market leader for self-inking stamps
https://www.trodat.co.uk/

このスタンプは文字列のゴムパーツと、インクパッド内蔵スタンプで構成されている。好きな文字を組み合わせて、自分だけのスタンプを作ることができる。

右はインクパッド用のカバー。インクパッドをスタンプに装着すればカバーは不要となる。 裏側。 側面。 上から見たところ。

文字列を配置する板は使わない時はインクパッドと接触するようになっている。スタンプを上から押すと本体が縮まり、板がクルリと回転。そうやって下の紙にガチャンと押される仕組みだ。文章で仕組みが伝えるのは難しい気もする。

特にピンセットなどが付属していなかった(単になくしただけかもしれないが)。文字をスタンプにはめ込む作業ではピンセットを使わないと手がインクで汚れるだろう。文字のピースは小さいのでうまく配置するのは難しいかもしれない。

文字列のパーツ。左は 3mm、右は 4mm のサイズ。文字列パーツ台はプラスチックの透明カバー付き。 スタンプを上から押さえると、このようにストッパーで固定できる。この状態だと文字列パーツを付けやすい。 押してみた。一部文字がかすれた。文字パーツの位置を調整すれば、かすれないかも。

特にインクパッドが密閉されているわけでもないようなのに、インクがカラカラになることもなかった(16 年ぐらい前に買ったのに!)。乾かないインクなのかな。

補充インクも合わせて購入していた。一度も使わなかったような・・・。

一度文字列を付けてしまえば、ガチャン、ガチャンと簡単にスタンプが押せる便利な商品なんだけど、何年も全く使用していない。断捨離の対象としたので、今回、記念撮影およびブログに書いた。