以前勝間和代さんだったとおもうけど、読書の際に線を引いたり付箋を貼ったりすると思考が制限されてしまうと書いていた気がする。

たしかに再読する際、「前回自分が重要だとおもった箇所」が可視化されると、それがスコトーマを生むことになりそう。

でも私は付箋を貼ってる。PDF の場合は赤線を引いてるし、Kindle もハイライトをしている。だって、気になったところはメモしておきたいじゃないですか。あとで参照できるように。そうなると、前述のデメリットもある・・・。

それを解決する方法は、読了後に付箋等をすぐに取り除くことだ。付箋を貼ったりした箇所を転記して、お気づきのとおりブログに公開している。

これなら再読の際に書籍自体に前回の痕跡がないし、そして自分用に記録が残せる(ついでにブログで情報共有もできる)。

ただ Kindle の場合はハイライトの一括削除がでできないので、ハイライトを一つ一つ削除するのは少し面倒だったりする。

さて、本からの転記は当然手打ちだ。一応一字一句書き写すことで文章術の勉強になるというメリットもあるが、やはり面倒といえば面倒な作業だ。

最近知ったのが「一太郎Pad」というアプリだ。これはカメラで撮した画像から文字を抽出できるのだ。

スマホやタブレットと連携 一太郎Pad登場! | 一太郎2020 | ジャストシステム
https://www.justsystems.com/jp/products/ichitaropad/

このアプリは認識精度も高く、縦書きにも対応している。Continuity という標準機能のおかげで、iPad の一太郎Padのテキストをコピーすれば Mac でペーストもできる。これで本の転記がずいぶん楽になった。