来年度からワイフの育休が終わる。私はフリーランスでずっと在宅しているとはいえ、子どもは小さいうちは一日中付きっきりでいる必要があるので、子どもがいると仕事ができない。だから、来年度からは子どもを保育施設に預けるつもりだ。

ということで今週は2つの保育施設を見学してきた。まだ入れるかどうかは分からないが、先にいろいろ見学に行く、というわけだ。

見学した2つの施設とも、家から歩いて5分程度。距離的にはどちらも二重丸だ。

最初に行った施設は小さめな所で定員は 20 名程度。庭などもない。4人ぐらいの若い保育士さんが世話をしていた。いわゆる都会の託児施設といった感じ。

子どもの管理で iPad を使ったりもしていたし、毎日写真を撮って希望する保護者に販売したりもしている。やっていることが新しい。チェーン展開しているのでノウハウも確立されているようだ。悪くないと思った。

2つ目は大きめの施設で、近くを通ったとき最初は幼稚園かと思っていた。年齢層ごとにクラスが分かれていて子どもは 50 人以上はいるんじゃないかな。庭もあるので園内で安心しして遊べるし(庭がないところは、「散歩」として外に出掛けることになる)、高い年齢まで預けられるので、一度入れば長い間預けることができる(再度審査を受けて施設を探す必要もない)。ワイフは気に入り、ぜひここに入れたいと言っていた。

しかし、私的には NG だった。

施設が古く、働いている人の多くは結構年を取っている。もらった資料がワープロで作ってあるような古くさいものだった。要するに、最新の保育事情に合わせてアップデートされていない可能性が高い。そこで働く人が知識においても、メンタリティーにおいても、アップデートされているかどうかは、自分の子どもを任せる上で重要視したい。

資料が古くさいのは一見どうでもいいことに思えるが、利用者視点に立っていないと思われた。複数の資料でそれぞれサイズが違っていたし(サイズは揃えるべき)、何枚も配れたわりに要点が分かりにくかった(最初に見学した施設は A4 2枚だけだった)。資料が古くさいと言う私をワイフはふざけていると思ったようだが、私は真面目である。

若い人も少し働いていた。でも、年上の人にガンガン意見を言っているとは思えない。

施設が古く、年々継ぎ足して拡張しているらしく、複雑化している。ブラインド・スポットがいくつもあるように思えて、ちゃんと保育士さんは行き届いた世話ができるのだろうか。

「これまでうまくいったから、過去と同じでいいや」という現状維持体質が感じられて、見学した限りでは私はイマイチだった。

まだ他の施設も見学に行くので、もっといいところが見つかるといいな。