[読書メモ]『「好き」を「お金」に変える心理学』
pp45-46
月収を 30 万円、50 万円に伸ばしていくためにはどんな自己投資が必要か。今の自分に最も役立つお金の使い方を真剣に研究するほうが、将来のリターンは大きくなります。/現状のままでやりくりしてなんとか積み上げていこうという発想は捨てましょう。
p55
マイケル・サンデル教授[…]「自由とは、自分のルールに従って行動することすなわち自律を意味する」
p92
自分で意識的に小さな課題をたくさん設定すること。
p105
そもそも「遊び」とは、「一時的な喜びを得ることはできるが、それだけで終わってしまうもの」のことです。つまり、「遊び」には継続性がないため、「好きなこと」に取り組んでいるときのような長期的な幸福感は得られないのです。
p121
多くの人は照れや恥ずかしさがあって、自分の好きなことや、やりたいことを、家族や恋人、親友といったごく限られた人にしか打ち明けていません。その奥ゆかしさは美徳ではなく、本来、得られたはずのチャンスを逃してしまう消極性の表れだといえるでしょう。
p181
承認欲求がやっかいなのは、どんなにお金を投じても、けっして完全に満たされることはない点です。
p181
お金は、「好きなこと」「得意なこと」に投じなくてはいけません。
p184
ヘドニック・トレッドミル現象(幸せに慣れて、欲望が増すこと)
pp192-193
たとえ遊んでいたとしても、常に半分は「遊び」、半分は「仕事」の意識を持っておくのです。
p195
多くの人は、「自分なりの価値の物差し」が明確ではありません。そのため店頭で示されている価格に翻弄されることになります。
p206
グラントは、人には「ギバー」「テイカー」「マッチャー」の3つのタイプがいると分析します。
p224
真っ先に削るべきなのは、「しなくてもいいこと」です。
p226
最終的に目指すべきなのは、「やらなくてはいけないが、やりたくないこと」を「やらなくてもいいこと」にしていくことです。
p228
ブルーオーシャンに漕ぎだすには、まだ誰もやっていないこと、まだ誰も気づいていないことを「仕事」にすることが近道となります。/いわば、自分で「仕事」を創り出すわけです。
p232
それは既存の仕事の中から、「好きなこと」「得意なこと」をそのまま職業にできる「仕事」を見つけようとしているからです。しかし必ずしも、今あるものの中から見つける必要はありません。
p241
時間をむだにしないこと。有益な仕事につねに従事すること。必要のない行為はすべて切りすてること。