[映画] 『運び屋』

クリント・イーストウッド監督・主演最新作『運び屋』公式サイト 大ヒット上映中!
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観る予定はなかったけれど、イーストウッド映画にハズレはないという経験則から期待して観に行った。

予想通り、今回もハズレじゃなかった!

クリント・イーストウッドは本作では 90 歳ということになっているけど、もう結構なおじいさん。ヨボヨボだよ〜。実際に現在 88 歳だ。

主人公の置かれている状況からすると、運転シーンでは明らかに不自然な陽気な音楽。にやりと笑ってしまうシーンがたくさんあるし、ベタな言い方だけど「心温まるシーン」がある。残酷さの中にもそういう温かみがあるセンスが好きだ。

ブラッドリー・クーパーってやっぱりかっこいいね。優しい顔も好き。

おじいさんが「やべー、怖い連中に囲まれて緊張してきた」と(実際にはそう言っていないけど)、リップクリームを塗り始めるリアリティーが面白い。

最後の「(大金を手にして)何でも買えるのに、時間だけは買えなかった」は重いセリフだね。私はいつも口癖にしているけど、最も価値ある資産は時間だ。

ギャングの連中があまり怖くないので、あまりシリアス感はないかも。単なる「お茶目な連中」に見えてしまう。おじいちゃん視点でだと考えれば、意図的にそういうバランスにしているのかもしれない。

英語だと携帯電話の SMS を「text message(テキスト・メッセージ、略してテキスト)」と言ったりするが、字幕では「メール」となっていた。テキスト・メッセージとメールは別物だけど、日本では区別できていない人も多いので(異なる携帯電話会社間での SMS がずっとできなかった経緯があるのも SMS が浸透しなかった理由だ)、字幕では「メール」となっていた。

評価:5/5

鑑賞日:2018-3-21(水)14:55~17:00
映画館:TOHOシネマズ赤池
スクリーン:スクリーン3
座席:指定席
料金:1800円(オンライン予約)
字幕版(字幕:松浦 美奈)

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