p3
「とにかくぼくらは食い過ぎなのさ」

p11
そうだ、ちょうどいい機会なので、ここで皆さんに約束しておこう。本書には、ハードサイエンス〔理論が常に実験や観察で証明できる科学〕の裏付けのない主張は一文たりとも存在しないと。

p59
マクドナルドにやってくる大部分の人々は、たとえサラダを食べるつもりでやって来たとしても、結局は、ビックマックとマックフライポテトを注文するはめに陥るのだ。

p73
ヨーヨーダイエット〔リバウンドを繰り返すダイエット〕

p84
研究によると、子どもたちは、8歳になるまでテレビ番組とコマーシャルの違いがわからないそうだ。

pp295-296
水溶性と不溶性の食物繊維を一度にとる方法は1つしかない。サプリメントを作る元になった食べ物を食べることだ。

p303
環境が変われば、どんな人でもやせられるという事実があるからだ。

p341
太った男性には「マン・ブーブ」〔女性化した乳房〕があり、ときどき「マンジャー」〔男性用のブラジャー〕が必要になることがあるのだ[。]

p364
ファーストフードの定義は何かご存じだろうか?それは、「食物繊維抜きの食品」である。

pp383-384
ひとたび子どもが思春期、つまりインスリン抵抗性が盛んになり、独立心が芽生え、小遣いを手にし、友達からのプレッシャーが高まる時期を迎えると、もはや打つ手はない。ほぼすべての肥満対策介入手段が最も効果を発揮するのは、幼い子どもたちのあいだである理由もそこにある。

p385
環境を変えないかぎり、持続する行動変化は望めない。

p391
異性化糖に満ちた現代の日本の食事は、アメリカの食事と同じぐらい悪いと言わねばならない。

p403
砂糖をダイエット甘味料で置き換えた飲料が、肥満した被験者の体重減少に貢献したことを示す研究は、ただの1つもないのである。

p408
空腹でスーパーに行かないこと。すべてが台無しになる。

p408
「本物の食べ物」には、栄養成分表示ラベルはついていないし、そんなものも必要ない。ラベルを目にする回数が多ければ多いほど、ゴミばかり買っていることになる。

p409
腐らない食べ物は買わない

p409
「隠された糖分」に用心する

p413
デザートは特別な機会にだけ食べることにしよう。

p426
第1のルールは、どんなことがあっても、ファーストフード店は避けること。

p430
たとえどんなことがあろうが、炭酸飲料は絶対に注文してはならない。

p430
健康になりたいなら「本物の食べ物」を食べよう

p448
親はテレビをベビーシッターの代わりに使う傾向があるし、現代の子どもたちはコントローラーを使ってするスポーツのほうを好むからだ。

pp448-449
本書のなかで最も重要な子育てのアイデアがある。もしお子さんがソフトドリンクを飲むのをやめて運動をするようになったら「時間が作れるようになる」のだ。もしお子さんが1時間活発に運動したら、5時間かかる宿題は4時間で終わるだろう。集中力が高まり、効率が上がるからだ。お子さんはこうやって時間を作り出せる。

p467
肥満した人の多くは、お腹が空いていないときにも食べてしまう。

p470
「馬は小屋から出てしまっている」〔もう手遅れだ〕