[読書メモ]『「血糖値スパイク」が心の不調を引き起こす』
- 読書
- 2019/01/05 Sat 07:01
p43
糖尿病の治療の本来の目的は、糖尿病そのものを治療することではない。合併症を予防することだ。
p47
食後に強い眠気に襲われる人は、血糖値スパイクが起こっている可能性が高いと考えられる。/また糖質の摂取に気をつけて、日中の血糖値が安定していると、その日の夜の血糖値も安定している、つまり質のいい睡眠がとれることもわかった。
p82
現代の食生活は精製された糖質が氾濫している。
p82
肥満になってしまうと、何ひとついいことはないのである。
p88
これを利用しない手はない。食後、血糖値が上がる前に運動をすれば、インスリンを使わずに血糖値が下がるのだから。
p92
人類の歴史上、こんなに日常的に糖質をとることは考えられなかったから、インスリンの出番がここまで増えること自体、想定外なのだ。
p135
3時のおやつをとるなら、くれぐれも血糖値が上がりにくいゆで卵などのたんぱく質や、適度に脂質があるナッツ類を少量とるのがいいだろう。3時のおやつは、甘いものではなくて、「捕食」の意味合いでとるべきなのだ。
p137
糖質コントロールでまず一番てっとり早いのが、ご飯、パン、麺類などの主食を少なめにとることである。
p141
糖質をコントロールして、血糖値を安定させるということはすなわち、脳に安定したエネルギーを供給させることにつながる。
p142
糖質制限はメンタルの安定や、集中力のアップなどにもつながっているのである。