pp11-12
オフィスでは「村上さん、電話ですよ」と、わざと外国人からの電話を取らされたり。そんなひどい目にも遭いました。

p15
私はわが社の社員に常々「終身雇用など保障しない」と公言しています。そもそも経営者が終身雇用を保障するなどということはあり得ない。そのこと自体が不誠実です。/その代わり「諸君が終身雇用される能力を身につけるということについては最大限お手伝いします」という約束をしています。/これからの若い人たちが就職先の企業で、“わが社にいてほしい人材” になるには英語力が絶対に必要です。これは間違いありません。

p17
日本語に翻訳されるのを待っていたのでは、情報が入手出来るまでのタイムロスが大きすぎる。

p18
今現在、英語が出来ないということ自体、すでに追い詰められている状態なのです。そのことに気づいていない人が多すぎます。

p111
向こうの人たちにとって英語を書くというのは、タイピング、キーボーディングのことなんです。/だから日本人も、全員、ブラインドタッチが出来るくらいにならなければいけません。

p113
[アメリカは]ビジネス文書でも論文でも、どんなに立派なことが書かれていようが、読みにくかったらダメなんです。もちろんそれだけが文章実務能力ではありませんが、とりあえずフォーマット重視の社会ということです。