量産される TV ドラマ
- Tv番組 , シャーロック・ホームズ , 言語
- 2018/12/01 Sat 06:48
2年置きに新作が公開されてきた『SHERLOCK』。シリーズ4の「最後の事件」が放映された時は、まだまだ続編が作られるものと信じて疑わなかった。世界で大人気のドラマなんだから、最終回っぽかったエンディングにも関わらず、当然続編があると思っていた(ホームズの原作でも「最後の事件」以降も作品が続いている)。
しかし今は続編がない気がしてきた。製作者や出演者のインタビューやらを聞いても、もう続編はない雰囲気がプンプンする。
アメリカのドラマなら当然バンバン続編を作るだろう。でも一応イギリスだから、アメリカ的な視点で考えると見誤ると思うんだ。私は(残念だけど)続編なしの方に賭けている。
その点アメリカ版現代版ホームズである『エレメンタリー』なんかは量産しすぎです。もうシーズン6までいってる。
『エレメンタリー』 を観れば分かる通り、あれはシャーロック・ホームズというより、アメリカの伝統的な刑事ドラマの文法にのっとったドラマだ。あまり私立探偵の話っぽくない。普通に刑事ドラマだ。
刑事ドラマって簡単に量産できる。事件はどんどん警察のところにやってくる。ネタに困らないから、簡単に物語を作れる。その意味で医療ドラマの『ER』も同じだ。患者は延々とやってくる。
最近は『ER』や『エレメンタリー』をちょくちょく観ている。単にそれらのドラマが好きだからというのもあるし、ドラマは継続して観るものだから英語の勉強にもなる。特にアメリカのドラマは 45 分と短いのでサクッと観られる(イギリスは 90 分ドラマも多い。テレビ映画的な位置付けなんだと思う)。映画は1本観たら終わりなので継続しにくい。英語の勉強のため、私はドラマを英語音声のみ、あるいは英語字幕で観ている。
『ER』や『SHERLOCK』が好きなのは、頭のいい人たちが主人公だからかも。頭の悪い人や自分が手本としたくない連中の話は嫌いだ。私は「憧れたい」んだと思う。