[読書メモ]『司書 -宝番か餌番か』

p15
本を精神的お荷物として振り棄てねばならぬと思う者は、人間が何万年もかかって苦労して獲得し維持してきた、そして退化することのないようにいつもよく手 入れをしておきたいと願っている実存能力を、そいでしまう者である。

p71
産業社会への決定的な出発の合図

p89
「することができる」は「したい」にとってしばしば罰にもひとしいことがある。

p196
電子データ処理(コンピューター)の投入によって、帯目録は一時的なルネサンスを経験した。

p207
諺が秩序(Ordnung)を人生の半分というなら(注。ドイツの諺 Ordnung ist das halbe Leben「秩序は人生の半分である」のこと)、図書館にとって秩序は全人生である。

p213
ズボンを2着もっていたら、一着を金に換えてこれらの本を買うべし。―ゲオルク・ウリストフ・リヒテベルク

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