[読書メモ]『写真で見るヴィクトリア朝ロンドンとシャーロック・ホームズ』

p18
よく言われていることだが、ホームズとワトスンの物語には主役が3人いる。名探偵、善良な医師、そしてつねに存在する大都会だ。

p20
複合姓に使われいてる “コナン” も “ドイル” も、ともにアイルランド系の姓

p38
妻を亡くすと、見苦しくない程度にすみやかにジーンと結婚した。

p42
事件の劇的な解決を演出したがり、賞賛者からの喝采を楽しむ。

p52
英国を出てきたはいいが戻れば「辺境でのできごとが自分にはね返ってくる」、「傷ものの人物たち」が住んでいるところなのだ。

p92
心ゆくまでボヘミアン・ライフを送るには、独身がいい。

p241
ホームズ物語は、いくつかの意味において執拗なほど電報にこだわっている。

p251
メッセージを伝達する方法はどのようなものであれ費用がかかるので、情報を圧縮する技術が急速に発達した。

p256
「分厚いスクラップブック」(<赤い輪団>)は、ホームズにとって最も重要な情報源だ。

関連するかもしれない記事:

[開封レビュー][キテレツ大百科][アナログレコード]「お嫁さんになってあげないゾ / コロ助まちをゆく」

去年の 11 月にキテレツ大百科の「はじめてのチュウ」のアナログレコードを買ったことを書いた。

続きを読む

[読書メモ]『「イギリス社会」入門』

p15
中流階級はそれぞれのパートナーを大切にする。しかし上流階級は、社交の場ではふだん話さない相手とできるだけ話さないといけないと考える。上流階級のディナーパーティーの席順は、男性と女性が必ず交互に座り、夫婦が隣り合わせにならないよう細心の注意が払われる。

続きを読む

[ブックレビュー] 内向性

私は人付き合いが得意なほうではないので、大勢でワイワイするのは好きじゃない。飲み会、パーティー、キャンプや体育といったことはごめんである。でも会社に入ると「コミュニケーション能力」が重視され、私のような人は人付き合いの悪いヤツ、コミュ障、仕事のできないヤツといったレッテルを貼られる。

続きを読む