[読書メモ]『海外パックツアーをVIP旅行に変える101の秘訣』

p33
特許制度がないから、評判のいいツアーはすぐ他社にまねされる。

p41
添乗員をしていて感じるのは、観光中心のパッケージツアーには、25 ~ 50 歳の男性参加者が極端に少ないということだ。その年代は働き盛りで、ハネムーン以外にはなかなか休みがとりにくいというのが、日本社会の実情なのかもしれない。

p47
以前は、「◯◯ホテル、または同等クラス利用」という曖昧な言葉で表記されていたし、航空会社にいたっては「未定」というひとことですませていた。/しかし、旅程保証制度ができてからというもの、パンフレットのホテルリストに載せていないホテルを利用した場合には、ただちにツアー代金の一部(ツアー開始前1%、開始後2%)を返金す義務が生じるようになった。航空会社の「変更」の場合も同様(ツアー開始前1%、開始後2%)に返金の対象となる。[…]旅行代理店側も、できるだけ返金を避けるために、苦肉の策として、パンフレットに4~5ページにもおよぶホテルリストを添えたり、考えられるほとんどすべての航空会社を「利用予定」として掲載しているのだ。

p49
若干の例外はあるが、通常、国と国を直行便で結んでいるのは、双国の国の航空会社である。

p49
「直行便」とは、乗り換えずに目的地に行くという意味で、どこかを経由していく可能性もある。どこにも経由せずに目的地まで一直線に飛ぶ便は、「直行便」ではなく「ノンストップ便」という表現が用いられて、区別されている。

p53
スタッフの質でホテルの印象はかなり変わってくる。きれいなフロント係に笑顔で出迎えられれば、多少へこんだベッドも気にならなくなるし、ホテルの古さも「格式」ととらえられ、不便なロケーションも「閑静な場所」と解釈できる。

p68
コンビニ文化の影響か、ホテルにお金を落とさなくなった。

p87
海外では買う側が小銭を用意しておくことのほうが常識化している。

pp116-117
この飛行機、ホントにニューヨークに行けるのかな~?

p117
サングラスの奥で男の目がキラリと光った。

p121
「ネエちゃん」という呼び方が、キャビンアテンダントのプライドを逆なでしている。

p126
傾向として、日本人客の多くは、行きの便では目的地の料理を選択し、帰りの便では和食をオーダーする。

p129
日本発のエコノミークラスのホットミール一食の予算は、1500 ~ 2300 円程度なのだ。「意外に高い!」とお思いだろうか?これでもかなり下がってきたのだ。

p131
機内食のメニューは通常3カ月ごとに替わる。

p136
トイレが混むのは、「食事の直後」と「到着の直前」、この2回だけなのだ。

p143
乗り継ぎの空港でバゲッジのピックアップが必要かどうかをよく調べておく

p149
「トラベル」の語源は「トラブル」。旅にトラブルはつきものだ。

p153
キックアウトとは、部屋を追い出されることだ。

p159
4ツ星、5ツ星のホテルには、コンシェルジュ(アシスタント・マネージャー)がいて、レストラン予約やアクティビティの予約をしてくれる。

p172
バイキング形式は、海外では「ブッフェ形式」、または「スモーガスボード形式」と呼ばれる。

p185
部屋の掃除(ルームメイド)

p106
値段は「見ない、聞かない」というのが、日本人ならではの「粋」な感覚なのかもしれない。

p206
ある程度のレベルのレストランでは、フラリと入ってくる一見客よりも、予約客や紹介客に、よりよいサービスを提供する傾向がある。

p214
パンフレットには、市内観光でどこをまわるかが克明に記されている。旅程保証制度ができてからというもの、訪問地観光は「車窓観光」なのか「下車観光」なのか、あるいは「入場観光」なのかの区別も、しっかりと併記されている。

p228
I have a Chinese bladder.

p260
パスポートはコピーにし、最低限必要な現地通貨をポケットに入れ、バッグはプラスチックや紙の袋にする。質素ないでたち自体が、スリやひったくりに対する意思表示になる。「ぼくを狙っても無駄ですよ。何も持ってないんだから」と。

p285
実際にはどこで壊れてのかわからない。そんなときは最後に乗った航空会社に補償責任が生じるのがルールだ。

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