[イギリス旅行][空港] 関西国際空港、フランクフルト空港、ヒースロー空港

イギリス旅行ではドイツのルフトハンザ航空を利用した。関西国際空港を出発し、フランクフルト空港で乗り換え、ロンドンのヒースロー空港に到着した(帰りはその逆)。

今回は団体ツアーなので、団体ツアーカウンターで航空券を受け取り、各自航空会社のカウンターでチェックイン、スーツケースの預け入れをする。その後、手荷物保安検査を終えてから、搭乗する、という流れだった。

チェックインの際にふと気付いたのが、スーツケースの X 線チェックがなかったこと。以前はあったはずだったけど、最近は時間の節約のため、チェックイン後に裏でスキャンされているらしい。

預け入れ荷物の検査はもう必要ない? | 飛行機の素朴な疑問を集めてみたら・・・
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私はスーツケースを使うときは、キャスターに黒いテープを巻き付けている。そうすることで、旅行後にテープを剥がせば、キャスターの汚れを最小限にできる。さらに、多少移動時の音を軽減できる。黒いテープを巻くのは目立ちにくい色だから(逆に目立たせたいなら違う色でもいい)。

スーツケースにはさらに、スーツケースベルトを巻いている。目印になるし、万が一パカッと開いてしまうようなことがあっても、中身がバラバラになるのを防げる。でも、スーツケースベルトって日本人しか巻かないんだよ。「日本人の荷物です!」とアピールすることになるから、盗難のリスクが高まる。本当は巻かない方がいいのかもしれないが、今回は一応巻いておいた。壊れてパカッと開くことはまずないと思うので、次の旅行では目印として持ち手部分にスカーフなどを巻き付けることにしよう。

フランクフルト空港は5年ほど前にドイツ・デンマーク旅行をした際に利用した。乗り換えが長者の列で、危うく乗り遅れるところだった、という記憶があるが、今回はそこまで混んでいなかった。逆に、関西国際空港は中国の休暇と重なっているらしく、旅行に来た中国人で保安検査に結構長い列ができていた。

フランクフルト空港に着いて、ちょっとしたトラブルがあった。我々が乗るべきロンドン行きのフライトがキャンセルになったのだ。フランスでストがあった影響で、来るべき機材(=航空機)が来ていないからだそうだ。でも大丈夫。フランクフルト・ロンドン間のフライトは頻繁に出ているらしく、すぐに1時間後の便に振り替えてもらえることができた。

フランクフルト空港への到着時間が昼間だったのでお店を見たり、ゆっくりできる・・・と思いきや、ここの空港の手荷物保安検査が想像以上に厳しかった。関西国際空港はもちろん、ヒースロー空港の保安検査よりも厳しかった。

例の手荷物をベルトコンベアに乗せた後、最近よくある、全身をぐるりとスキャンするタイプのスキャナに入らされる(手を上に上げるポーズをさせられる)。その後、男性や、女性でも(私の母のように)ゴチャゴチャ小物を持っている人は、検査官に全身をくまなく触られてチェックされる。私は紙のメモ用紙やハンカチ、ティッシュはベルトコンベアに出していなかったら、「次はちゃんと出すように」と言われた。

靴の小さい金属にもスキャナーは反応するので、母や妹は靴まで脱がされていた。ちなみに私はベルトを保安検査でいちいち外さなくていいように、自衛隊用のバックル部分がプラスチック製のベルトをしていた。

フランクフルト空港では前述のフライトの振り替えがあった関係で、この厳しい保安検査を2回も受けることになった。

とはいっても、検査自体は厳しいわりにスタッフは少し和やかな雰囲気だった。名前を聞いてきて覚えようとする人がいたり、「カバンに液体は入っていない?歯磨き粉も、シェービングクリームもだめだ」と言っているスタッフに対して他のスタッフが「日本酒もないよね?(No sake?)」なんて言ってきたりした。私は旅行先で捨てるつもりの、サイズの合わないブカブカのズボンを履いていた。ベルトを緩めるように言われて「ちゃんとベルトを持っていないとズボンがなくなっちゃうよ」(Hold your beld or you’ll lose your pants.)と言われたも、「ズボンがなくなっちゃう」という表現がちょっと面白かった。

ヒースロー空港は昨年新婚旅行で来た際に、入国審査がちょっと厳しくて大変だった。妙に細かいことを聞いてくるのだ。だから、今回も構えていた。しかし、今回は団体ツアー客としてまとめて入国審査をされた。入国審査官は何もしゃべらず(!)入国スタンプを押していた。これが個人旅行とツアーの差なのか。

なお、イギリスは出国時は出国のスタンプなどはパスポートに押してくれません。セキュリティーチェックが済んだらそれで出国になる。記念になるからスタンプを押してほしいんだけどなあ。移民問題を抱えるイギリスは、入国は厳しく、出国は淡泊なのだ。

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フランクフルト空港のオシャレなインテリア。

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フランクフルト空港にはベンチにアインシュタイン先生がいた。

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フランクフルト空港のモノレール。

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イギリスの入国審査を待つ。なるほど、ここが UK Boarder(国境)なのね。

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ヒースロー空港の SIM カードの自動販売機。

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ヒースロー空港の靴磨き屋さん。今はスタッフがいないところ。

空港の写真一覧はこちら。
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