毎月の読書会に今月も参加。課題本は加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』だ。

ここ数週間は転居で忙しく、私としては準備が不十分なままで参加した。とはいっても、加藤さんの他の著書は3冊ほど読んでおいた。

・『とめられなかった戦争』
・『戦争まで』
・『戦争の日本近現代史』

課題本は2回読んだ。

でも・・・、この人の本はどれも読んでいて何も感じるものがないんだよなあ・・・。

まず、中高生向けというわりに分かりにくい。読書会では分かりやすいという声が多かったが、私には非常に読みにくかった。先生・生徒の問答形式だと余計な会話が多くて回りくどい。私は基本的に本は速読をするが、速読では段落を強く意識しながら読む。段落の大意を掴みながら読み進めていく。問答形式だと段落を区切りとした論理の積み重ねがなく、ブツブツ内容が切れる感じ。これではサッと読めない。

また、私は「歴史を勉強しよう」と思いつつも、あまり歴史に興味を持てないでいるのも原因かもしれない。読書において対象への興味や好奇心は理解度に大きく影響するから。

それでも、読みにくい本だとは私は思うなあ。もっと各事象の「歴史上のインパクト」を強調して文章を構成するべきだ。なんだか抽象度が低い、細々とした話ばかりのような気がして、どうでもよく感じてしまう。

あえて言おう。読み手を惹きつけられなければ、それは著者の責任である!

そんな感じで私的にはつまらない本でした><

最初タイトルを見たときは反戦についての本かと思った。でも普通に日本史の本です。私は広島出身なので、原爆が投下された街として、子供の頃からずっと「平和教育」を受けてきた。広島人にとって戦争といえば原爆の被害者であることを想起させられて、「戦争はいけない」という反戦の論調になりがちだ。純粋に歴史を見られなくなっている。だからこそ、きちんと(教科書的な)歴史を学び直したいとは思った。