p9
99% の人間にとって、最大の洗脳者は「親」なのです。そして、親が無意識的に行った習慣・躾により、あなたの可能性は狭まってしまっています。

p10
ハーバードビジネススクールの 207 の企業に対する 10 年間の追跡調査が行われました。抑圧的・強制的な have-to 企業カルチャーと、自発的・やりたいことだけを行う want-to 企業カルチャーでは、純利益が 750 倍違うというデータが出されたのです。

p11
人間は自己イメージに従って、行動をします。その自己イメージを決定しているのが、言葉なのです。

p43
「なぜ」と「何」を見極める。「どのように」は心配しなくてい

p46
将来なりたい自分に「どのようになるか」については、あまり心配しないでください。

p63
成熟した人間の特徴の一つは、見返りを求めることなく、“与える” ことに幸せを見出すことです。

p69
自分にとって価値あるものを注意深く選別し、重要なものを見出さないと、徐々に、自分でもわからないうちに、何が最も重要かを見失ってしまいます。

p83
生活の中から、「しなければ」をできるだけ取り除いてください。セルフトークから「しなければ」を追放してください。

p100
自分も目標達成の妨げになるたくさんの古くさい態度に縛られていると気づくでしょう。

p123
あなたが自己イメージを変えないかぎり、自動的に現在のイメージを維持しようとするのです。

p137
ピグマリオン効果とは、私たちが特定のイメージを持って他者を扱うと、彼らはそのイメージどおりに振る舞うようになるということです。

p140
私は解決法ではなく問題ばかりを考えてしまっていないだろうか? すぐ目の前にある解決策が見えるだろうか?

p159
建設的なセルフトークのことを、私は「アファメーション(スマートトーク)」と呼んでいます。

p162
自分に語りかける言葉は注意深く選んでください。自分との対話によって、何かに向かわせることも、引き離すこともできます。

p168
望まないことに意識を集中するほど、その方向に引き寄せられます。

p172
過去の過ちに縛られていると、それを将来まで永遠に持ち続けることになります。

p172
頭の中では過去の「成功」だけを再生し、「これが私だ。次にも同じことを繰り返そう」と自分に語りかけてください。

p173
セルフトークからも周囲の人との会話からも、皮肉や嫌みをすべて取り除いてください。誰かの価値をおとしめるような言葉も、見くびりやからかいの言葉も、恥をかかせるような言葉も、あら探しをすることも、すべてやめてください。

p181
人間は本質的に目的志向なので、私たちは目標によって方向づけられ、人間形成がなされます。

p193
あなたは、自宅やオフィスなど自分の生活範囲を歩き回りながら、つねに「私は何に慣れてしまったのだろう?」と問い続けなければならないということです。

p194
あなたは今、現状に居心地のよさを感じています。しかし、新しいビジョンが現れ、目標を設定すると、現在の基準に不満を覚えるようになります。

p203
自分の夢を共有する相手は、慎重に選ばなければなりません。

pp215-216
目標設定をするときには、普通ではないこともリアルなイメージにすると、それがあなたにとっては普通のことになります。

p224
抱負、目標、夢を、現在手に入るものに基づいて制限するのはやめましょう。

p249
目標を人に話すと、「口にしたからには、もうやるしかない」と、後戻りできない気分になることがあります。そうした制限的モチベーションは必要ありません。

p255
適切に刷り込みを行うには、誰かではなく、“自分に” 起こっていることとして、主観的カメラアングルから目標を視覚化しなければなりません。

p269
時機到来まで待つことはありません。どんなときも、今その瞬間が行動を起こすべきときなのですから。[…]しっかり力がついて準備ができてから行動を起こそうと考えるのは間違いです。

p302
いちいち許可を求めない

p312
毎日朝晩に何分か費やして、自分が成長したい領域に関して 20 くらいのアファメーションを書き出し、自分に語りかけてください。

p314
自己イメージの自動操縦システム

p314
懸命に努力をすると潜在意識が無効になり、そこにストレスが生じます。

p341
月 6000 ドルの水準が自分のあるべき姿だと信じれば、あなたのシステムは毎月それだけ稼ごうという意欲を生み出してくれるでしょう__ごく自然に、苦もなく、流れるように、ストレスなしに。

p403
現在のリソースや現在のノウハウ、あるいは現在の技術だけを根拠にして締め切りを決めたとしたら、どうなるでしょうか。きっと、予算やスケジュールにとらわれて十分な成果が得られないでしょう。あるいは、[…]時間の制約があると、もっと早く終わらせられる可能性を否定してしまいます。できるかぎり時間の制約を自ら課さないようにしましょう。

pp403-404
多くの管理職が締め切りを定めて部下のモチベーションを高めようとしています。ところが時間の制約を定めると、その仕事が「しなければ、さもないと」になってしまい、部下は抵抗感を持ってしまいます。