2016 年になって映画館での鑑賞本数が一気に減った。それは結婚したからだ。結婚をすると自由に映画館に行けない。配偶者よりも収入が少ないならなおさらのことである。そんなことで、2016 年は過去 10 年でも最低の 35 本であった。合計料金は 58,600 円だった。

一方で自宅鑑賞の本数は 82 本だから悪くはないほうだ。

映画館で観た映画のうち邦画は6本。自宅映画だと 14 本だ。

では映画館で観た映画のランキングを発表しよう。

しかし・・・、本数が少ないせいかパッとしたのがない・・・。特に海外映画。今年は私にとって不作だった。特にベストに挙げられるようなものが思いつかないんだよ。もちろんいい映画を観たと言えば観た。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『神様メール』『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』なんかもかなり上位にいると思う。でも、わざわざランキングに載せるほどのインパクトがないのだ。

一方、日本映画をあまり観ない私でも、今年はいい日本映画が多かった。ということで、日本映画のベストランキングを発表することにする。

1:ちはやふる -上の句-
2:この世界の片隅に
3:君の名は。

『ちはやふる -上の句-』は映画を観ながらこれほどアガッた作品も珍しかった。すごくワクワクしたんだ。もちろん2回目を観に行った。

広島人として『この世界の片隅に』はうわーっていう気持ちになった。

『君の名は。』もすごく気持ちが高まる映画だった。こういう時空を超えた物語ってのはやっぱり感動しちゃう。

ワースト映画は、こっちは海外映画部門に一つあります。それは・・・

『ジェイソン・ボーン』

『ボーン・アイデンティティ』なんかは私の人生ベスト 10 に入るぐらい好きな映画である。ものすごく期待していた新作なのに「なんだよ、これ」って感じだった。すごくチープって観ていられなかった・・・。

『ジェイソン・ボーン』に限らず、2016 年は続編映画がひどいものが多かった。『X-MEN:アポカリプス』『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』・・・期待していたものほどひどかった・・・。

あまりいい映画を観れなかった理由は何だろう。それはやはり本数を観なかったからだよ。映画は観れば観るほどいい映画に当たるようになる。「選んで観る」時点でいい映画を観ようだなんて無理な話なのだ。

とはいっても、現在の家庭の状況では映画を大量に観るのは難しそう。交通費も掛からず、コスパが高いということで、2016 年の後半からは「映画を観る人」から「読書をする人」に転向した。2017 年も普通の人よりは映画を観る人には違いないだろうけれど、それなりに映画を観ていこうと思う(好きな映画を存分に観られないので、テンションが低いです・・・)。