弁護士探しは大変だ

詳細は書かないが、現在自分の弁護士になってもらう人を探している。

名古屋市役所の無料法律相談に行ったことは書いた。

名古屋市の無料法律相談を利用した
https://dokusho.nary.cc/post/2025/2025-05-23_free-legal-advice-at-city-hall/

その後は法テラスの無料相談を利用した。僕は無料相談の対象者なので、法テラスの無料相談に対応した弁護士に3回まで無料で相談できる(各1時間まで)。同じ人を3回でもいいし、3人別の人に相談してもいい。

法テラスで無料相談や弁護士費用の立替制度について聞いてきた
https://dokusho.nary.cc/post/2025/2025-05-24_asking-about-solicitor-fees-at-hou-terrace/

法テラスの無料相談を利用するには、法テラスに行って自分がその対象なのかを調べてもらう必要がある。と言っても、書類の提出などは不要で自己申告で収入を伝えればいいだけ。その場で対象かどうかが分かる。

通常は無料相談を予約すると、法テラスがランダムに選んだ弁護士に相談することになる。でも僕は単発の法律相談をしたいだけではなく、その後依頼をして自分の弁護士になってもらう人を探したい。だから適当に選ばれたおじさん弁護士ではなく(僕は若い弁護士がいいので)、のちに弁護士を依頼しても良さそうな人を最初から自分で選ぶことにした。この方法でもいいと法テラスで確認したし、むしろその方が再度弁護士探しをしなくていいのでベターだそうだ。

法テラス対応の弁護士は、法テラスのサイトに掲載されている。PDF で見づらいし、公式サイトへのリンクも載っていない。いちいち PDF の法律事務所名をブラウザにコピーアンドペーストして検索して一つ一つ見ていった。

そこで分かることは、公式サイトすらない法律事務所が多いということ。個人で営業していく仕事なんだから、今どきウェブサイトぐらい持たないと。。公式サイトのない法律事務所はどんな弁護士かも分からないし、どうせ年寄りが多そうなので却下した。

公式サイトがあっても、写真の印象で冷たそうな人、年寄りなどは却下。

僕は若くて、優しそうで、できれば名古屋市内のアクセスしやすい場所に事務所がある人で探した。僕の考えでは、弁護士の実力なんて大差ないと思っている。年齢が高いと経験があるのかもしれないが、経験のせいで思考が凝り固まっている可能性がある。僕は「ベテラン」を信用しない。若い人がいい。自分より若くてもいいくらいだ。それと僕の依頼する分野は逆に年齢が高い人はあまりやっていないらしい。

でもそうするとほとんど残らないんだよ。その中から優先順位の高い順に連絡していった。

電話が苦手な僕には、公式サイトでメールフォームがあれば好都合だった。

法律事務所にあれこれ問い合わせたが、嫌な対応をされることが多かった。電話して「うちは法テラスに対応していません」と面倒くさそうに断られたこともあった。一度リストに載ったものの、リストから外してもらうつもりらしい。メールフォームで問い合わせたある事務所は、「法テラスでの基準を満たさないとダメだ」と最初から妙に喧嘩腰に返事をされたこともあった。返事すら来ない事務所もあった。

電話が全然繋がらない事務所もあった。メールフォームが壊れていて送信ができないところもあった。そういういい加減なところは、その程度の質の事務所だということで却下した。

そんなことがありながら、やっと1つ目の弁護士に予約を取り、会ってきた。一応親族に弁護士がいるので弁護士と話をしたことはある。でもそれは一般の会話である。法律について弁護士に相談するのは人生初だ。ドキドキした。実際に話をして、自分で調べただけでは分からなかったことをいろいろ教えてもらえて非常に役に立った。そのときは1人目でありながら「この人に依頼しよう」と思った。依頼する気満々だった。

しかしである。家に帰って冷静になると「変だぞ」と思えてきた。たしかに弁護士さんは有益な情報をくれた。でもよくよく考えると「すごく面倒くさそう」だった。一見丁寧だが、嫌々感が出ていた。帰り際に軽く世間話的に「メンタル的に辛いんですよ」と軽く言ってみたら、「知らんがな」的に適当に答えられた。

この人には頼みたくない。

初めて弁護士と話して舞い上がっていたんだと思う。弁護士に依頼するような事態は、依頼する側からすれば人生を左右するようなことに直面しているはずだ。だからこそ、少なくとも最初に相談したあとは一晩寝かせて考えよう。前述したとおり、弁護士の実力なんて大差ないはずなんだから、「自分に合っているか」を最優先させよう。少なくとも嫌々感を出している弁護士は絶対に避けるべきだ。

では自分に合っているかをどうやって判断するか。直感を大事しよう。この人は信用できるな、いい人だな、と思えるかどうかだ。1時間も話せば分かるはずだ。そして少しでも「変だぞ」と感じたらそれは危険サインである。その人はやめよう。違和感を見逃さないことである。

僕はそのことに気付いてよかった。危うくその場で依頼申し込みをしそうだったが、しなくてよかった。

問い合わせの時点でいくつかの弁護士事務所にコンタクトを取ったり、実際に弁護士と会って分かったのは、どうやら法テラスの無料相談は弁護士からすれば面倒な業務であり、やりたくない仕事らしい。弁護士側から自主的に引き受けますと言うのではなく、法テラス側から法テラスから依頼があってやっているようだ。たぶん報酬はあるだろうけれど、余計な事務処理が増えるだけだ。そういう現状があるんだろうと推測する。

さて、そういうことがあったうえで、2人目の別の弁護士の相談に行ってきた。

ここもハズレだった。投げやりというか、「~してしまえば?」といった感じで適当に答えられた感じ。「親身」とは真逆の扱いをされた。

僕は弁護を依頼する際は、収入が低いので法テラスの立替制度を利用することになる。弁護士費用を分割払いにせきる制度だ。立替制度を利用した支払いをできるかと聞いたら、「積極的にはやっていない」という変な言い方をされた。要するに「やろうと思えばできるが、やりたくない」という意思表示である。こりゃだめだ。

無料相談に対応した法律事務所であっても、その後の立替制度は対応していない可能性がある。(僕のように)のちに立替制度を利用した弁護士を探すことを想定しているなら、無料相談を予約する段階で確認しておいたほうがいい。じゃないと無駄に無料枠を使うことになる。今回の僕のように。このあたりの情報がないから、実際に利用する人は困るんだよなあ。

僕に残された無料相談枠はあと1人。実は法テラスのリストに載っている弁護士のなかには候補がなくなっていた。結果的にいい人であることを願って、一か八かイマイチそうな人に相談するようなことはしたくない。

法テラスに最初に話を聞きに行ったとき、法テラス対応の弁護士リストに載っていない弁護士であっても、法テラスの無料相談をしてもらえることがあると教えてもらった。最初は、そんな法律事務所にあちこち問い合わせて法テラスの無料相談に対応しているかを聞いて周るなんて大変なことはしたくないと思っていた。でも今はするしかない。

まずは Google で「名古屋 弁護士 xyz(=案件名)」などと検索して探した。結構弁護士のレビューも見つかるが、どれほど信用できるか分からないので軽く参考にした。

これまでの2人は男性の弁護士だったが、試しに女性の弁護士で良さそうな人を見つけた。ちなみにこれまでの2人もその女性も僕より少しだけ年齢が高い人だ。

実際に女性弁護士に会ってきた。

3人目の弁護士は、それまでの2人とは大違い。救世主のように思えた。まさに親身に話を聞いてくれる。僕の気持ちまで考えてくれる。何よりメモをしながら話を聞いてくれる。これまでの弁護士はメモなんか取ってなかったぞ。信用できる気がする。

これは家に帰ってからの印象も同じだ。悪くない弁護士だったし、この人に依頼してもいいと考えた。

もうほとんどこの人で決めようとしていた。

だけど、最後のほうでほんの少し冷たい印象があったのを思い出した。気のせいかもしれない。でも「気のせい」で済ませていいんだろうか。これはハラスメントを受けたときと同じだ。「気のせい」で済ましたことが、ハラスメントの始まりだと。女性の弁護士はほとんど完璧だった。でも、ほんのちょっとだけ感じた違和感を信じて保留にすることにした。一応第一候補ではある。さいあくこの人に依頼するかもしれないが、また別の弁護士を探すことにした。

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