戸籍謄本のコンビニ交付の罠
僕は名古屋市在住で住民票も名古屋市にあるが、本籍はみよし市に置いている。それはみよし市が戸籍謄本のコンビニ交付に対応しているからだ。戸籍謄本はコンビニで発行できるが、住民票は居住地の名古屋市がコンビニ交付付に対応していないのでこれまでどおり区役所で発行してもらっている。
住民票や戸籍謄本の写し等のコンビニ交付の罠
https://dokusho.nary.cc/2020/02/25/trap-of-konbini-koku/
戸籍謄本をコンビニ交付で発行してきた
https://dokusho.nary.cc/2020/02/26/recieved-papers-with-konbini-kofu/
ちょうど最近また戸籍謄本が必要になりコンビニで発行しようとしたら、「ご利用いただけないカードです。市区町村にお問い合わせください。」などと表示されてしまう。セブンイレブンだけでなくファミリーマートでも同じメッセージが表示された。
電子証明書は有効期限は残っているし、マイナンバーカードが壊れたのかなと思って居住区の区役所に聞きに行った。
区役所で調べてもらうと、入力した4桁の暗証番号も間違っていないし、電子証明書の有効期限も切れていないし、マイナンバーカードに問題はないようだ。名古屋市はコンビニ交付をやっていないので、名古屋市の区役所職員にもよく分からないらしい。みよし市に聞くようにと言われた。
今回戸籍謄本をすぐほしかったので普通に窓口で発行してもらった。みよし市の戸籍謄本であっても名古屋市の区役所で発行してもらえるようになっている(450 円)。
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コンビニ交付はすべての市で利用できるわけではないし、利用方法がややこしいためか、利用者が少ないのかもしれない。ウェブでも情報が少ない。
ウェブでいろいろ調べてみたら、以下のページでやっと謎が溶けた。
以前、利用登録申請をして証明書を取得していたが、今回取得できなかった。|板橋区公式ホームページ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/faq/tetsuduki/koseki/1045303/1045316.html
つまり、電子証明書の更新をした場合、コンビニ交付は改めて利用者登録申請が必要になるということだ。
僕が最後にコンビニ交付をしたのは去年だったが、その後電子証明書の更新をしている。だから今年になってコンビニ交付を利用しようとしてもできなかったわけだ。
改めてコンビニ交付の利用者登録をした。以前の記事でも書いたとおり、利用者登録ではいろいろな項目を入力する必要がある。しかし、以前は「利用者証明用電子証明書の暗証番号」という、暗証番号と書かれているが実際は6~ 16 桁の英数字のパスワードだったが、今回は4桁の数字(本当の意味での「暗証番号」)の入力に変わっていた(この4桁の数字はマイナンバーカード作成時に区役所で設定したもの)。つまり以下を登録する。
- 本籍
- 筆頭者
- 連絡先電話番号
- 生年月日
- マイナンバーカードの有効期限
- マイナンバーカードのセキュリティコード
- 暗証番号(4桁の数字)
5営業日ほどで審査が終了するが、以下のページで利用登録の状況を確認できる。
証明書交付サービス<コンビニ交付> 戸籍証明書交付の利用登録申請 01
https://ks.lg-waps.go.jp/ksgu/#/guk
利用登録が完了したようなので早速コンビニ交付を試しに行った。問題なく発行できるようになっていた。
参考:
住民票や戸籍謄本の写し等のコンビニ交付の罠
https://dokusho.nary.cc/2020/02/25/trap-of-konbini-koku/
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